動物から学ぶこと4 ニンゲンの子育てとの共通点

毎日8匹の彼らと過ごしていると、それぞれの性格が違うことに気づきます。

広義では同じですが、狭義では個体差があるという感じです。ニンゲンも同じですね。

たくさんのハムスターを育てていると、私の育児スタイルが彼らにも表れていることに気づくのです。

大切にしていることを挙げてみます。

強制しない

昨年初めてハムスターの彼らと出逢った時から気を付けていること。それが15匹になっても同じでした。

自分のケージから出たいときはなるべく出してあげる。喧嘩して血を見るので、出たい子はそれぞれ順番に出してあげなくてはいけません。彼らは朝と夕方に部屋中を走りたいので、かなりの時間を要します。

でも彼らを「モノ」扱いしたくないし、奴隷扱いしたくないのです。

子どもたちにも「自分で考える」ことを重視して育てたので、ハムスターといえど同じ育て方になるんだなと最近感じます。

説明して納得させる

わからないかもしれないけど、何故こうしなければいけないのかを、きちんと個別に説明をして気持ちを伝えるようにしています。

子どもたちの「なぜ?」という問いに、赤ちゃんの頃から毎回きちんと理由を納得するように説明してきました。学校や職場の「決まりだから」とか「ルールなので」という、理由が分からない答え方はしません。子どもたちは同時に自分の行動の裏付けを説明できるようにもなっています。

そして自分がなにか新しい気づきを得て、それまでのことが間違いだったと思った時は全員に謝ります。ハムスターズにもです。嘘はつきません。

自分を完璧だと思い込んだり装ったりすることは育児でもありませんでした。

 

危険なことは叱る

危ない場所はなるべくこちらが注意し、電気コードなどをかじろうとしたら叱ります。

叱ったときにビクッとなって行動をやめて走り去るところは、子どもたちが小さいころと全く同じで面白いです。

子どもたちが小さい頃、道路に飛び出したとき、大ケガをするような可能性があるとき、他者に迷惑をかけるときなどは迷わず殴ってました(笑)ハムスターは小さすぎて殴ったら死んじゃうから大声で怒鳴ってます。(笑)

 

優先順位は身体

食べるものには気を付けます。バランスよく食べさせることは私の責任で、13匹を出産したココが一気に栄養を取られて、死んでしまったことは、私の食事の与え方が充分ではなかったのではないかと今も反省しています。

彼女の命にかえて生まれた子たちをしっかりと守ってあげることが大切だと思い、個別に、毎日食べ残しや何を好んで食べているかをチェックしています。また、無理に与えるのではなく、様ざまな物の中から彼らが欲しているものを見つけるようにしています。基本は彼ら自身が一番わかっているはずだから、私はその判断と手助けをするにすぎません。

彼らもストレスは表情に出ますから、精神的なケアは怠らないようにしています。

精神のバランスを崩すと、子どもたちも体や表情にあらわれました。子どもの状態は独立するまでは親の責任。

長男が川崎病だったこともあり、幼稚園児の段階で栄養素と食べ物のことを教え、なぜそれを摂らないといけないのかを説明しました。三人とも離乳食の頃から好き嫌いはありませんでした。

別居していた息子たちが夕食もとらずに数学塾に通っているとき、塾に行ったことのない私は「塾をやめればいい」とよく言ったものです。勉強なんて自分でやろうと思えばいつだって出来るはずだから。それでも通いなさいと言われるなら、夕方におにぎりだけでも胃にいれていきなさいとアドバイスして、彼らは自分たちで作って食べてから塾に22時まで通っていました。そして土日は勉強はするなと口うるさく言いました。バランスが大切だと思っていたからです。

身体が資本でそれ以上のものはありません。塾の方が大事だとは私は全く思いません。食事も満足にとれないならやめるべきだと思っています。

ハムスターズもシード類を中心に、ベランダで育てている花や小松菜、豆腐、ヨーグルト、虫、鶏のささみ、手作りのパン、弱っているときはノニを飲ませたりして、色々摂取しています。

背中を見せることでしか子どもには伝わりません。自分が継続することが大切で、加工品や添加物派なるたけ避けてきました。彼らには小学生高学年くらいから料理を教え、出汁ももちろん一から作るのは当たり前。パンも焼きますし、化粧水やクリーム、ヘアワックスまで自分たちで作ります。

だから息子たちが一人暮らしをしていようとも、アフリカの村にいようとも、身体を守ることにおいては何ら心配はしていません。(事故で下半身不随になったときは別でしたが)

娘も10歳ごろから同じように家事は一通りできるようになりました。なので私がいつ死んでも困りません(笑)

 

 

可愛い子には旅をさせる

私が彼らに教えたいのは生きる力でした。

ハムスターズにおいては、過保護にならないよう、ココが半身麻痺になったときもリハビリをさせました。自力で動こうとするので最後まで床を歩かせました。

支えは用意するけれど、痛々しいからと言って手のひらにのせて餌を与えたりはしませんでした。彼らはとても自立していて強いので、どうすればココが動けるかばかり考えていました。

だから息子の事故の時も、泣いて同情したりするのは無用だと思っていたというわけです。

コニーサンが子どものモチに襲われて死にそうになったときも、回復力に任せて、化膿しないようエッセンシャルオイルで消毒と抗菌を行ったものの、彼がじっと痛みに耐えている姿を何日も見守りました。本来彼らは野生ではそうして回復していくはずだから、植物の力と彼ら自身の自然治癒力にかけてみました。

人工的なケージに挟まって手足がちぎれたり、人間が何か原因になったりした場合は獣医師も必要かと思いますが、コニーサンにレントゲンや薬剤は必要とは思えなかったし、何より受けるストレスの方が大きいと判断したからです。

(一人で座って食べるココ;亡くなる3日前)

 

子どもたちが悩んでいる顔を見ても、暫くは何も言いません。遠目に様子は気にかけてはいますが、よほどでないと放置して様子見をしています。

自分から言ってきた場合は話はききますが。

娘は途上国の小学校に一か月通わせました。英語しか通じない学校です。もちろん私は一度も学校にはついて行っていません。彼女が「どこででも誰とでも生きていけるか」を試してみたかったんですね。日本よりもずっと楽しいと言っていたので、どこに行ってもとりあえずは大丈夫そうです。(笑)

親のエゴで「自分が見ているのが辛いから」と何でもかんでも手を出すと、生きる力は育ちません。

ハムスターズについても、彼らに任せるのが一番良くて、甘えたいときは相手をしますが、変に手を出すと「必要ない」と、意思表示してきます。そういうときは、出過ぎた真似をしたなと反省するのです。

 

心の健康

幸福の概念は人それぞれであって個々で異なります。

私の子どもだから私の概念が通用しますが、他人には通用しないこともあるでしょう。

受精卵からニンゲンに創り上げた過程で流れている母親のホルモンや神経伝達物質、生まれた時から形成されていく思考回路、食べてさせたもの、その家庭の習慣、概念、親の価値観、日本の大気、水の質、化学物質の曝露状態、など複雑に絡み合っていて、一概には言えないことがあります。

 

我が家のハムスターたちが私といて幸せなのか、小動物カフェにいる方が幸せなのか、野生に戻すことが幸せなのかは私には今もわかりません。

ただ、彼らと一緒に生きている

奇跡に感謝しています。子どもたちに対しても、私の身体を通ってこの世に出てきた別の人なので、出逢いに感謝しています。

その気持ちだけは忘れずにいたいと思っています。

 

今日も皆さんありがとう。

 

 

 

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