随筆 15

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半世紀近く生きてて、子どもを何人も産んで育ててると、いちいち勉強しなくてもわかることってある。

遺伝……てやつ(笑)

たった三人しか産んでないけど、彼らの性質は赤ちゃんの頃から変わらない。長男はアラサーだけど、やっぱり根幹は変わらない。親が強制しても無駄だ(笑)

幼稚園児や小学生をもつ子供の親、もしくは子どもが思春期くらいになってもまだわかんないことが親にはあるはず。

でも、どんなに厄介でも諦めずにわが子を見続けてたらそのうちわかる。

一人になるのが怖くて、子どもを道具のようにコントロールするママがいるけど、嫌われて余計に孤独になるっていうことを相手の立場にたって考えたほうがいい。

体を守って、基本的な生活習慣をきちんとして、それでもその子ができないことは、無理強いしないほうがいい。

自分の遺伝が色濃くでることもあるし、父親の遺伝が色濃く出ることもある。F1種のように、遠い遺伝子が融合すれば最強の子が生まれたり……もするのかな(笑)

良いものを持って生まれてきたとしても、後天的に潰されることもある。なぜか、日本は勉強にこだわり過ぎて、芸術的なセンスを軽視して勉強に向いてない子を学習塾に通わせたり、創造的な才能を軽視して、親がコントロールして育てたりして、社会に出る頃には、すっかり「従順」な創造力のない人が完成してしまう。

かつてうちに集まって親に対して疑問を投げかけていた学生たちが、いまや親と同じような社会人になっていて、興味深い。

日本の中の一部の常識を、世界の正解と親に教えられた子どもたちは、確認することもなく、途上国民を「かわいそう」なんて言葉で表現する。その「正解」を信じて疑わない大人になってしまうのだろうな。

地球からわいてきている生物のひとつがニンゲンなので、地球が要らないと判断したらアポトーシスが起こって淘汰されるだろう。

個人にジャッジできることは、何もないと思う。

我が子といえど、自分とは別の人。娘なんて生き方は私と真逆で一生理解できそうにない(笑)

長男の虫嫌いは父親とそっくりだし、文字も幼稚園児の頃から父親と同じ形状。ちなみに、書き方を教えたのは私ね。

次男の行動の速さと無謀さは私の遺伝。長男の不可能に挑戦する気狂いさは、私の遺伝。娘の第三の目は私の遺伝。全員が、組織に属することがストレスになるのは、まちがいなく私の遺伝。

個々に持ち合わせた性質はゼロ歳児の頃から全員変わりなく、行動パターンはだいたい読める。

遺伝子と遺伝子が何世代にもわたって混じり合って、私はそれを有効に発現させたいという欲求がとても強いけれど、子どもたちはそれほどそこに興味はなさそう。私自身は、この想念が生み出すものに期待もしていたり……する。

環境で要素を潰すことは多分簡単だけれど、自分の好き嫌いに関わらず、結局彼らをそのまま受け容れていくしかないのが親の役目だという考えに行き着く。

一応私にも私的感情はあるので、子どもたちを見ていて、別れた彼らの父親に似ている部分でイラッとすることが無いとはいわない。でも、彼らのせいではないから。

そして、地球の変遷に伴って、それこそ地球が決める正しい方向に、遺伝子の発現ごとゆるやかに、しなやかに変化していくのが生物だと考えるので、ごちゃごちゃ自分が操作することは避けたいなと思う今日この頃……

知人に遺伝子の研究をしてきた人がいる。なんとなく予見している私の考えを、裏付けしてくれるから、科学は科学としてとても面白いと思う。

だけど、

科学とは明日変わるかもしれない不確かなもの

なので、盲信はせずに、自分の感覚を信じて検証していきたいなと思う。

 

 

 

 

 

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