随筆 32

随筆シリーズも30を越えた。

とあるビジネスチームにセミナーをしていて話したことがきっかけだった。

脳を活性化するには

新しいことをするしかない。

他者に勧めておいて自分がやらないわけにはいかない。だから随筆シリーズを始めた。ある程度は続けるつもりだ。テーマを決めずにその日に感じたことを書くのは、日記のようなもので、他の記事よりリラックスして書ける。

脳を活性化したいなら、私のおすすめはこうだ。

スキルを10倣うよりも、体験を1すること。

前者は脳の表面だけ使うイメージ。

後者は脳の深部から表面までネットワークを繋げるイメージ。イメージを持つことは大切だと思う。

例えば、私はいつも脳のイメージを持ちながら何かをしている。何故なら、子供の頃、祖母がもつシックスセンスを見ていて、祖母が特別なのではなく、一般の日本人のそれが退化しているようにみえたからだ。

だから、自分の脳が退化しないように、なるたけ脳の深部まで使おうとイメージしてきた。安易に大人の意見を信用せず、体得することを目指した。便利なものは脳をバカにするから、なるべく使わないようにと抵抗した。

便利なものができて、飛びつくさまは奇妙だ。これ知らないの?と自慢気に話す人も奇妙に見える。しかし、新しいものを創る人は別だ。創った人だけは活性化しているはず。もちろん、新しいものを使っても良いとは思う。システムは利用してもよいが、自分がその中に埋もれては意味がない。いつでも全部を棄てられるように、心の準備をしておくことが大切だと思う。

意識一つで、退化させずに済むのではないかと思った。新しいことをするというのは、新しいものに飛びつくことではなく、今まで使っていない脳の回路を使うイメージだ。

今日からラジオ体操をやる。

今日から、早く起きる。

今日から日記をつける。

パートナーに毎日お礼を言う。

行ってらっしゃいのキスをする。

なんでもよいのだ。それを継続し、習慣化したら、また一つ新しいことをすれば良い。

お金をかけずとも、ものを増やさずとも、毎日の生活のついでにできることをすれば簡単だ。つまり、習慣を変えれば良い。

そしてそれにも慣れてきたら最終的には自分を疑うことだ。

自分がよしと思っていることは真逆かもしれない。

これだけでよい。

そして、こんなふうに思い始める。

 

真実は虚無

リアルはファンタジー

 

虚無感は憂鬱を生む。

だけど、その先がまだある。

その先は壮大なファンタジーが待っている。

ハムスターがみな、ハムスターであるように、ニンゲンは皆人間である。

誰かに出来ることはあなたにも出来る可能性があるということ。

もしも夢があるなら諦めないでほしい。

時間はかかるかもしれないけれど、何もせずに過ごした20年と、信じてやり続けた20年との差は、きっと、計り知れないものだろう。

まだ死ぬつもりがないなら、今日から始めてもまったく遅くないと私は思う。

すべての人に幸あれ!

 

 

 

 

 

 

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