読む 1 偉大な指導者

27年間、獄中生活を送り

ノーベル平和賞を受賞し

政治的にも指導者となった

20世紀が生んだ最後の偉人とも言われる人の

40年近く封じ込められていた言葉の数々・・・・

 

ネルソン・マンデラ

 Nelson Rolihlahla Mandela

1918年7月18日 南アフリカのトランスカイ地方に生まれる。

1944年 アフリカ民族会議に参加し、アパルトヘイト政策に反対する抵抗運動に身を投じる。

1962年8月 国家反逆罪で終身刑。逮捕され以後27年間を獄中で過ごす。

1990年 釈放

1993年 ノーベル平和賞受賞

1994年 南アフリカで初めて 民主的に選ばれた大統領に就任

2013年12月5日 死去

 

アパルトヘイト

主に南アフリカ共和国における、白人と非白人の人種隔離政策。

1948年に確立され1994年まで続いた。

  1. 人口の15% 白人 (イギリス系とオランダ系)
  2. 人口の9% カラード (白人と先住民族との混血・白人とオランダの植民地から連れてこられた奴隷との混血)
  3. 人口の3% アジア人 (インド系・マレー系住民)
  4. 人口の73% 黒人

人種ごとに住む地域が決められ、移住させられたり、公共施設も白人と黒人は別に作られたりした。

 

アパルトヘイトについて

 

 

 

 

これを読みました。

読書の利点は、かつて生きた人、もしくは顔の見えない著者との対話です。

距離を越えて時間を越えて、著者と繋がることにあると私は感じています。

 

デズモント・ムピロ・ツツ

序文に南アフリカの平和運動家デズモンド・ムピロ・ツツの言葉がありますが

それがまた琴線に触れます。

 

私たちはやる気に満ちた、成功したビジネスマンを羨ましがり、尊敬さえするかもしれませんが、大変面白いことに、大好きになることは滅多にありません。ところがガンジーやマザーテレサやマンデラのような人に出会うと、心臓がドキドキします。ほめたたえます。深い愛情を抱くかもしれません。その有徳さを認め、見習おうとします。その言葉を引用し、それに従って生きようと思うのです。

そして、マンデラの遺した言葉についてこう語っています。

この先何世代もにわたって生き続ける言葉です。政治家が発する泡沫の言葉ではなく、聡明で見識ある立派な政治家が口にした。不朽の言葉です。

 

マンデラ自身も2000年7月14日 エイズ会議の演説でこう述べています。

私は決して言葉を軽んじません。27年間の獄中生活かで良いことがあったとすれば、一人でいることから生じる沈黙のおかげで、言葉がいかに大切であるか、心からの言葉が人間の生死にいかに影響を与えるかを理解したことです

 

先日の記事に書いた、「創造性孤独」とはまさにこのことですね。

 

 

では、いくつかマンデラの珠玉の名言をご紹介します。

 

ネルソン・マンデラの名言

肌の色や、素性や、宗教を理由に人を憎むように生まれてきた人間はいない。憎むことは学んだのだ。そして憎むことを学んだのだったら、愛することを教わることも可能なはずである。愛することは憎むことより、人間の心にとって自然なものだから。

 

鉄の意志と必要なスキルを持っていれば、ほとんどの不幸な出来事は個人的な勝利に帰ることが出来る。

 

憎しみではなく、愛を説くものが辿る道は容易ではない。茨の冠を被らなければならにこともしばしばである。

 

勇気とは恐怖の欠如ではなく、恐怖の征服であることを学んだ。私自身数えきれないほど何度も恐怖を感じたが、ずぶとさという仮面の裏に隠してきた。勇気のある人間は恐怖を感じない人間ではなく、恐怖に打ち勝った人間なのである。

 

自由であることの目的は、他人を自由にすることである。

 

人類の、種としての最大の特徴は知的能力である。この能力が損なわれた人々に思いやりに満ちた態度で接することこそ、人間としての自分を本当に理解することであり、人間らしく生きることなのだ。

 

最後の二つの言葉は、特に心に響きます。一人で自由になっても、社会性のある私たち人間はあまり意味がなくて、すべての人が、誰にも自分の人生を強制する権利はないという、当たり前の事実を自覚すべきであると思いました。

 

 

また「知的能力が損なわれた人々に」という部分は

愛とは深く冷たいものである

常々考えている私には納得できるひとつの思考でもありました。

 

 

この秋はしばらく読書に耽りたいと思います。

 

今日も皆さんありがとう。

 

 

 

 

 

 

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