未来の予見

願望で何かを欲して、それを手に入れることを人々は毎日考えているかもしれない。

 

私達のような存在は、地球から見れば一細胞のようなもの。生きてはいても、周期がくれば入れ替わる。

地球から見れば、人間一人の欲などなんと馬鹿らしいものなのかと、そこに振りまわされて命の時間を使うことを、なんだか違うように感じてきた。

 

欲求がさほど感じられないと、原動力として動くことはできないかもしれないが、それでも決まっていることというのは、呼び起こされる遠い遠い記憶のようなもので、脳のある領域から自然発生的に映像化されてゆく。

 

この映像は、決して嬉しいことばかりではない。

 

明瞭なものもあれば、ぼんやりとしたものもある。創造というよりは、組み込まれた記憶のような感じだ。

 

自分という存在が発生するとき、卵と精子が融合した時から決まっている、死ぬまでの代謝とアポトーシスのようなもの。

 

時に、それに必死で抵抗してみても、なぜかうまくいかない。なんに関しても抵抗はうまくいかないのだ。

 

水が上流から下流に流れるとき、逆流してみようなどと抵抗はしない。自然の流れに沿っている。

 

もしかすると私達も流れがあって、宇宙はそうして決めてあるのではないか、いつヒト属が生まれ、いつヒト属が絶滅するのかも。

 

所詮は我々はその中の一部であり、その一部がこれを変えることはできないはずである。

 

その一部のさらに細分化された、個人さえも、それぞれの役割があり、それとは知らずに決められた通りに動いている。時に抵抗すると、循環は滞りまた、軌道修正が自然と起こる。

 

厄介なのは、その細胞一つのような小さな存在が、感情を持っていることだ。

 

前回の記事で、ニーズに応えることが仕事だ、と書いたのは実はそれで、

起こることは必然

というのも、

究極は何もしないこと

というのも、同じ考えからきている。

 

優劣を決めたり、正誤を決めつけ、他者に勝ちたいという欲求は、目を塞ぎたくなるほどにこの国では蔓延しているが、無理矢理光を捻じ曲げて、無駄な抵抗をしているようにしか見えない。

 

抵抗は短期的に終わり、すぐにまた軌道修正される。

 

どんなに悲しくても、どんなに辛くても、決まっていることはどうしようもできないのかもしれない。

 

とはいえ、かくいう私も抵抗しているのだと思う。

 

ある面ではその準備だけは着々としながら、一方ではこのちっぼけな脳から湧き出る願望とやらに、しがみつこうとしてしまう。

 

だけど、突如として涙が溢れて止まらなくなるのは、未来における大切な人との別れであったり、誰かの苦しみであったり、命そのものに対しての憂いであったりするのだ。

 

どうしても、止められないもの。

どうしても、消えないもの。

どうしても出逢わなくてはならない存在。

行かなければならない場所。

 

抵抗しても軌道修正されるのは、多分誰しも知っているはずなのだ。

 

人生に壁が立ちはだかり、先延ばしにして、そこからクルリと背を向けて、道を戻ったとしても、必ずまた、その壁が自分の目の前に立ちはだかる。

 

その先延ばしと逃げは抵抗である。

 

やりたくなくても、やらなくてはならないことがある。

 

好き嫌いさえ関係ない。

 

その中で得られるささやかな自由。

 

ヒト属の個人が作ったシステムなどではなく、宇宙の中に生まれた地球が作ったシステム、いや宇宙そのものがそうできているのかもしれない。それには、従わざるを得ないのだ。

 

その中に生きるヒト属に自分の人生をあけわたすことなどないけれど、宇宙には委ねないと仕方がない。

 

今の夫は、天命に任せようと決めて現れた人だから、どんなに抵抗しても(笑)無駄だ。やはり順序があって、彼と生きることでしか、通れない道というのがあるのだと思っている。

 

自由とは、好き勝手に生きることではない。

 

役割や使命は自分で決めることでもない。

 

両手を広げて大の字になって、海の上に浮かんでいたとしても、あなたのもとにやってくるもの、そんなイメージだ。

 

悲しく切ない映像が見えていても、時が来れば静かに受容すべきなのだ。

 

もちろん死さえも。

 

今朝はGWゆえにとても静かで、家族は留守で、独りの時間が集中力を高めるのに役立った。

 

聞き流す人と、これで私と会いたいと思う人、それさえ決まっているのだと思う。

 

 

 

 

万物に感謝し、確かにいま、私と共に生きている存在すべてを愛す。

 

 

 

今日もみなさんありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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