祖母について

昨日、祖母が亡くなってからはじめてお墓参りに行ってきました。

祖母は私が知る血縁の中では、一番私に似ている存在かもしれません。

彼女は8歳で両親と死に別れたと聴いています。

親が亡くなって兄嫁にかなりイジメられてまともに食べることもできなかったとか。

それで家を出て別の兄のところへ。それも先に旅立たれたようで、そこから一人だったようです。

 

休みをとって夫と観光旅行にいく予定でしたが、前日に思い立って、ずっと気になっていた祖母のお墓参りに一人でいってくると伝えたところ、夫が娘も連れて三人で行こうと言ってくれました。

ところが、母にきいても叔母にきいても。いつも親戚に車で連れていってもらうだけだから、ハッキリとわからないと・・・・

私も一度祖父のお墓参りにそこへ訪れただけで、霊園のある山とだいたいの位置しかわかりませんでした。

山の麓を車で探しながら、夫と娘も霊園を見つけては墓碑を確認し、また移動して霊園を見つけては確認し。

やっとそこを見つけました。

私は母親よりも、祖母の性質を強く受け継いでいます。

祖母は、何でもできるとても強い人でした。小学校もろくに出ていないのに、独学で勉強をして、新聞も読んだし、和裁も洋裁も編み機もできました。

精神的な強さと、独学が好きなことはとても私と似ていると思います。

自分の息子である叔父の友達と、自分が友達になって、祖母に会うために若い人がよく来ていました。

うちにも大学生が集まったり、娘の友達が私に会いに来たりは日常茶飯事でした。

困ったことがあれば、叔父や叔母はみな祖母に相談していました。近所の人にも頼られていたようです。

家の前を通るホームレスにまで食事を与えたり、若者に食事を食べさせたりする人だったと聞いています。

本人はとても少食で食べ過ぎるところなど見たことがなく、誰かに何かあれば、その日中に何をおいても飛んでくるような人でした。そんな祖母に私は絶大な信頼をおいていました。

亡くなったときも介護士や看護婦さんたちが祖母にお世話になったと泣いていたそうです。

それには驚いたと母は言ってました。

祖母からもらったものは、ハッキリと私の中にあり、娘に強く継承されています。祖母は電話で「そこにある○○が邪魔だからどこかにやって」とか「お前の家の裏にある三叉路の横に緑がたくさんあるところはなんだ?」などと来たこともないのに言ってくる人です。

スピリチュアルは異質なものではないということは私たち家族の間で一致する感覚です。

私にとっては「動物がもつリアルな感覚」という表現でしょうか。

 

先祖供養とは負の連鎖を止めること

漠然と小学校低学年くらいの頃に思っていました。

先祖から続くよくないことは全部私が受けるから子孫には善いことしか起こらないと。

母は6人兄弟姉妹ですが、一人だけ別の家で育った複雑な環境です。

母も祖母も苦労を苦労のように話さない人ですが、強さと覚悟はとても似ています。

母は成人してから別れていた家族とゆっくり関係を作ってきました。初孫ということもあり、母とその家族との間を繋ぐために、私の誕生という出来事は大きな役割を果たしたようです。

お墓の前で、私は祖母からもらったものを受け継いでいくことを強く誓いました。

そして祖母のミトコンドリアDNAは、絶やすことなく娘に継承していってもらいたいと思います。

本当にいい一日でした。

 

今日も皆さんありがとう

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