総量で1億3万トンにもなり、毎年500~1300万トン増え続けていると2015年、サイエンス誌で発表されたものがあります。
今後10年で2億5千万トンになり、それはこう予測されています。
それは魚3トンに対して1トンという量だそうです。
その海の中のモノとは・・・・
人間の棄てたプラスチックごみです。
これをご覧ください。ウミガメが鼻に何かをつまらせて息ができなくなっているようです。
とても痛そうです。
何だと思いますか?
リンクを貼りましたが、動画はかわいそうで見るにたえないです。
他にもたくさんの動物が苦しんでいます。
プラスチックごみによって毎年100万羽の鳥、1万匹の海洋哺乳類、数えきれないくらいの魚が死んでいるそうです。
ゴミを処理することも大切ですが、リサイクルをするからいいってわけではないと思います。
それより大切なことはゴミを出さないことや、いまある生活の「過ぎた欲」を手放し、私たちの子孫のために少しでも地球の恵みを遺していくことではないでしょうか?
人間は陸にも海にも不可逆的な破壊を繰り返しています。
理由は「食うための仕事」であったり「生きるため」という大義名分の「過ぎた欲ではないでしょうか。
このままでは子孫は「食うため」の食べ物を確保することもままならなくなり、「生きるため」の生きること自体が困難になっていきます。地球の恵みあっての命で人間あっての地球ではありません。
すべては繋がっていて、いまここで私たち個人が生きていることが影響を及ぼします。
海に行かなくても、化粧品を買っている人はこれを見てください。
これ以上なるべく買わない、使わない、そういう意識が破滅に向かわない一助になると感じています。
海に浮かんだゴミに関しては、こういうことも起きています。
高校生が考えたそうです。
彼の素晴らしいところはマイクロプラスチックを除去しても、プランクトンは除去してはいけないということまで考えているところです。
私たち大衆が消費活動を今すぐに見直し、知識と愛ある人々が人間が引き起こした様々な問題を、早急に解決する策を見出していくことも大切でしょう。
以前も書きましたが一人の行動は世界を変えるのです。
子どもたちが小さい頃、お子様ランチなどについてくる玩具はなるべく断りました。息子や娘に言いました。「プラスチックゴミになるから」と。
エコバッグはナイロン製を購入するのではなく、自分で縫いました。
スーパーでの過剰包装や、物を買うときにそれが自然に還るモノかどうかを考えたり、雑貨やぬいぐるみなど不要なものは買わない、化粧品は自分で作るなど、自分にできることをしていきたいと思います。
美しい万物と永く共生できるなら、どんなに幸せでしょうね・・・・
今日も皆さんありがとう。