パッチワークって再燃してるの?

私は24歳からパッチワーク教室を主宰していたのですが、当時は大変なブームとなっていました。

パッチワークってなに?という人がまだいる頃で、流行に先駆けて教室を開いたのがよかったのかもしれません。

現代、またパッチワークがブームになりつつあるという人もいますが、本当なのでしょうか?

 

大型手芸店のキルトコーナーは、相変わらず茶系中心の作品が並び、当時の私の生徒さんたちと同じく60代以降の方々の支持が根強く感じられます。

 

それをみて、現代の人にはなかなかパッチワークの醍醐味は伝わらないのかと、残念な気分で帰ってくるのですが····

歴史からザックリ知ってみよう

パッチワークはいわゆる、布地のつぎはぎです。そういう意味では生地ができたと同時にツギハギという点ではすでにあちこちであったものと思われます。

 

1600年頃にイギリスで富裕層の奥様方が暇をもて余すのに、刺繍やその他の趣味と同様、始めたものだといわれています。こぞって美しい生地を組み合わせ、見せあったのだと思われます。

それがアメリカ開拓時代を経て、実用的なものに変化し庶民にも広がったようです。

キルトにはさまざまなパターンがあるのですが、一つ一つに名称や意味もあります。

それらの組み合わせでオリジナルを追求しています。

 

私は当時の使い方を知りたくて、その為だけにあの古いドラマ「大草原の小さな家」を再放送や図書館のビデオで観ました。

それまでまったく興味のなかったあのドラマを、キルトを観察するためにだけみたはずが、ストーリーにもはまって、息子たちや娘とも観ることになり、娘は本も気に入って購入していました。

 

キルトはあのドラマのような使い方が理想で、キルトをアートとしてウケるための作品に仕上げるのは、私は好きではなく、生徒さんには基本作品以外は個別対応でそれぞれ好きなものを製作してもらっていました。

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歴史の話に戻りますが、私が中学時代に興味をもったアーミッシュは、キルトも独特で、シンプルですが惹かれます。

アーミッシュの方々は、電気、ガス、水道を使わず、衣類は無地なのです。そのシンプルな生活ゆえに、キルトもシンプルです。

本当の美しさはシンプルである、という子どもの頃に聴いた誰かの言葉を思い出します。

キルトも、シンプルなものの美しさがわかる自分でいたいと思います。

 

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(写真はアメリカンカントリーのお菓子より)

 

技術を競い合うよりも、優先は実用だと私は考えていて、歴史的なパターンを使いながらオリジナルを追求するやり方を採っていました。

 

雑誌に掲載する場合は、人形やクッションの小物なども作ってきましたが、本来はアメリカ開拓時代を思わせるキルトに強く強く惹かれます。

 

そこで、アンティークキルトをご紹介。これは、アンティークと一部は現代のキルトです。↓

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(写真はキルトジャパン1992年より)

 

かつて、アメリカでフィードサックと言って、砂糖や小麦が可愛らしい柄の生地の袋で売られていたんですね。それを有効活用して、女性がいろいろなデザインを考えてパッチワークにいかしたんです。

 

私もこれらの復刻版の生地を購入してキルトを作ってました。

 

ミシンよりも手縫いでチクチク縫っていくことで、精神も落ち着くし、日本の刺し子と同じで、丈夫なものができあがります。

 

私が20代前半に縫ったキルトは、自分で使ってアンティークのようにボロボロになってますが、修繕してまだ使いたいという愛着があります。

 

子どもたちの新生児の頃のおくるみとベビードレスは三人とも手作りしました。娘の分はまだ残っていて、簡単なキルトで製作しました。

 

大作を作るのには時間をかなり要しますが、達成感は半端ないです。笑

 

まずは小物からはじめてみるのがおすすめです。手縫いの作業の至福感。仲間がいれば最高ですよ。

 

次回はキルティングビーの話をしたいと思います。

 

 

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