故郷の記憶

いつの間にか此処も

心の故郷の一つになる

誰かとの思い出の場所

いつかまた此処へ戻ってくるとき

いったい何を思うのだろう

 

もしもその土地がなくなったら

どんなに悲しいのだろう

 

都会に生きる人は時に

人間主体でしか物事を考えられなくなる

そこに空があったこと

風が吹いていたこと

鳥の囀りが聴こえたこと

並木道を歩いたこと

 

アスファルトで塗り固められた不自然な世界でも

確かに自然は息づいていて

心の中に浸透してくる

 

人はこうして記憶を繋ぎあわせ

生きてゆくものなのかもしれない 

 

ひとつひとつ感じながら

人生は煌めき尊いものになる

 

当たり前のようでいて

当たり前ではない風景

 

 

 

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