やたらといいイメージがないネガティブシンキングですが、これにまつわる興味深い話をいくつか見つけました。
ネガティブな思考をしているときに、無理にポジティブに考えることは、このような影響を及ぼすそうなんです。
ストレスが増大する
無理に笑ったり、上っ面の言葉を発していても、心は疲弊し、余計にストレスを感じるそうです。
形だけのポジティブさは単なる現実逃避になる可能性が大ですね。
また、あのダライ・ラマと米の心理学の教授が話し合ったところ「ネガティブ思考を防ぐことは不可能である」と結論付けたそうです。
意識の不確実性
顕在意識で楽天的に考えていても、潜在意識はその数百万倍も強力で、言葉や思い込みでポジティブに振る舞っても、潜在的にそれを肯定していなければ、思い込みは潜在意識に打ち消されてしまいます。
よく、恋愛相手と形式上はうまくいっていても
「なんだか不安に感じる」
「愛されていないように感じる」
「別れそうな気がする」
ってのは、意識でとらえられない潜在的な脳の判断だと思っています。大抵そういうことは、時間を経て現実のものとなるのを、皆さんもよくご存じでしょう。
直感とは
直感とは脳が瞬時にたたき出すあなたの正解
だと私は常々考えています。
実際、潜在意識が判断していることを顕在意識では認識できないそうです。
なぜなら直感がわきあがる大脳基底核と、言語を司る大脳皮質とが繋がっていないそうなんです。
直感が強いと言われる方は、その感覚が、自分の脳の原始的な部分からわき上がってくることをよくご存知だと思います。
願望は説明できることです。道筋も見えていますが、直感は
なぜだかわからないけどそうなる
としか思えないことです。
例えば、長男が事故に遭って「一生立てない」と宣告されたにもかかわらず
「おかしいな。歩くよなあ」
っていう直感がありました。
ただそれをするのは私であるということしかわからず、だから
「私が歩かせて見せる」
となったわけです。ある意味、気が狂ってるかのようですね(笑)
願望と混同しがちですが瞬時にわいたのは「願望」ではありませんでした。もちろん、歩いてほしかったことは紛れもない事実で、結果的に直感と願望が一致したことになりましたが。
三回目の結婚のこともそうです。「好きだから・・・・」ではなく、次に誰か来るからという直感の後にやってきた人が今の夫です。
直感で予見したことだったから、行動すれば当然現実になったというわけです。
思考は現実化の根本はもしかしたらここかもしれません。(笑)
大切なことはいつだって目には見えない
耳には聞こえない
文明に流されていては間違いなく感覚は退化します。潜在意識の重要性、案外あなどれないですね(笑)
使わないものは必要ないと自分自身に判断されると思うので五感とシックスセンスを使って、少しだけイメージするよう心がけてみてください。
扁桃体がネガティブ感情をひきおこす
アイオワ大学の研究で、扁桃体に損傷のある人は命に関わるような危険にも恐怖を感じることが出来ないことが実証されたそうです。
ただし恐怖を認識しないということは、恐怖体験がないということになりPTSD(心的外傷ストレス障害)にはならないそうです。
時に一般の人よりも恐怖を感じることが少ない人がいますが、あれはもしかしたら扁桃体の働きによる個人差なのかもしれません。
また遺伝的に生まれつき内向的な人がいるのも、扁桃体を興奮させる脳内化学物質の値が高いのではないかといわれているようです。(ハーバード大学発達心理学者Jerome Kagan)
確かに、母体で受精卵から胎児になる過程で、母親が分泌する脳内化学物質が全員同じ割合なわけがなく、充分にそれは可能性があると思われますね。
もしも扁桃体が何らかの損傷をうけて恐怖を感じなったなら、リスク管理に乏しく、生きながらえることが困難になるということですね。
人間の機能って本当にうまくできていますね。
地球が創り上げた恵みなんでしょうか。
余談ですが、結婚生活はネガティブなことの5倍ポジティブなことがないと継続できないそうです。
そんなことを調べている結婚生活の安定性の研究者がいらっしゃるそうなんですね(笑)
だから、ネガティブ思考が強い方は結婚生活においてはご注意を!
今日も皆さんありがとう。
参考リンクhttp://gigazine.net/news/20101225_fearless_without_amygdala/
http://buen-vivir-website.seesaa.net/article/440602561.html
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