能ある鷹は爪を隠していません。
能のない鷹が自分にそうような爪が無いので見ても分からないだけです。
だから、能ある鷹同士は出会ってすぐにこう思います。
「あ、爪あるじゃん!」
どうやって爪が生えたかはそれぞれ。
育った環境が大変だったり、何十年と積み上げた経験則だったり、先天性の天才だったりします。
ですが視野の狭い自分しか見ていないものは、虚栄心で
「自分も出来る!!」
と言いたがります。
この言葉を使う人はつまりそういう鷹です。
何十年と培ってきた個々の経験則を想像できません。
なので他者に敬意を持てません。
また厳しい環境を想像できません。
ママの言うとおりに生きてきたり、依存や搾取ばかりしてきた自立できない類です。
だから努力して積み上げた誰かの功績を想像できず安易に妬みます。
例えば立ったまま、身長がとても高い人の頭のてっぺんを、低い人が覗こうとしても決して見えないように、自分よりできる人の思考回路の数は想像できません。
ですが能ある鷹から見れば、まだ発達していない幼児のように、爪が見えないものたちの考えが見えるのです。
それは自分のかつての姿だったり、自分が不要だと判断し捨てた思考だったりするので、簡単にわかるのです。
また、未発達であったとしても将来可能性があるかどうかも大抵判断でき、発達を待つこともできます。
ただし
「自分も出来る!!」
と表面だけなぞらえるようなものは将来の可能性などほぼないでしょう。
自分しか見えていない視野の狭さは、結局社会も他者も未来も見ることができないのです。
誰しも明日命があるかどうかわからない時代。
祖先からいただいた生命、万物を殺して喰って血肉にした自分の命の時間を無駄にするかどうかであなたの最期は決まるのかもしれません。
万物に感謝
地球の自然治癒が直ちに完了しますよう
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