食と遺伝

地球がニンゲンを創造したとき、ニンゲンに不具合はあったのでしょうか?

どこが痛いとか、アレルギーがあるとか、生理がこないとか、何かが不全だとか……

多分なかったでしょうね。

よく、頭の良さや、顔の美しさ、身体能力の高さなどは遺伝だと云われますが、確かに遺伝なのでしょうけれど、よくよく考えてみたら、その遺伝すら絶対的なものではないとは思えませんか。

10代前まで遡ったとしても祖先はざっと2000人余りいることになり、その遺伝子が混じりに混じったものが自分を創りました。

ある人の祖先は寒い地域で、ある人の祖先は暑い地域で、海のものを食べ続けた人もいて、山のものを食べ続けた人もいる。数世代前でも、ミネラルの多い水を飲んできた地域の人、塩素消毒された水を飲み、頭からDDTを振りかけられて成長してきた人など、自分を創った人の環境が大きく異なっているとしたなら、遺伝の一言で片づける人の真意ってなんなんでしょうか?

個人的な考えですが、地球が不具合のあるニンゲンを創造したとは考えづらく、どこに定住したかとか、何を食べてきたかなどで、神経伝達物質や、腸内細菌、皮膚常在菌などは変化し、個体差が生まれるのだと考えられます。

その継承による継承で、皆同じなわけはなく、頭の良い人は偶然ではなく必然だし、美人も男前も、偶然ではなく必然だし、身体能力の高さも偶然ではなく必然かもしれません。

ただし、食がかわり、体の中を流れるホルモンや血液の質、腸の状態、代謝まで変わるとするなら、遺伝的なものだと諦める必要はないかもしれません。てっとり早く自分と子孫を良くするには、食を良くすることだとも考えられます。

食べたもので体ができているとして、胃の粘膜は健康な二十歳で5日、皮膚は28日、骨は3年から7年で入れ替わるといわれています。だから、自分に何か良くしたいところがあるなら、今日から食べ物を見直せばよいのだということになります。

遺伝子のせいではなく、もしも負の行いを続ける自分が良くないのだとしたら?そして変異した遺伝子をさらに自分が変異させるような生活をして子を産んだとしたなら?

健康によいと言われる食で、何か不具合が改善したとしましょう。ここから読み取れることは、それが長期的に不足していたということですね。単純に。

治ったからもういらない!と考える人は、根本的な解決策に転じたのでしょうか。

ニンゲンの体をロボットか何かのように考えて、動いたから大丈夫だと思っている人がいます。過去と同じことを繰り返せば未来に同じ結果が得られます。新しく何かを変化させて良い結果が得られたならば、あなたにはそれが足りなかったということなので継続しなければいけないということになります。

本来やるべきことは、その改善したものに匹敵する別の方法を考え出し、すぐさま取り入れ、その負の連鎖を断ち切って自分の子や孫に正しいやり方を継承していくことだと思うのです。もちろん明日何かが変わるようなものではなく、一代ではさほど変わらないかもしれません。

私達は地球から見ればホコリ程度の存在です。自己を過大評価する傾向にあるのはニンゲンは顕著ですが、地球からしてみれば、絶滅したって問題のない存在です。

その僅かな期間に、奇跡的に命を得た私達。完璧に産まれた自分の源を自ら潰すような生活は、結局自分や子孫への苦しみとなって還って来るのでしょう。

イタチごっこのように、ある集団が地球を破壊すればある集団が保護するというような状態がおき、身体においても、ある集団が私利私欲のために毒を混ぜ込めば、ある集団が地球の恵みを見つけてくれるようなことが起こります。

科学は闇に使われ爆弾や毒を生物にもたらすけれど、生命を助ける方向にも使われ有用なものを見つけて証明してくれる人もいます。

地球は全部で一つなので、生きているもの同士が相互扶助でき循環するシステムが備わっているのでしょう。他生物に有用な別の生物が同時に存在するのも自然の摂理です。

地球という星の上で生きているのに、自分だけを切り取って考えたり、宇宙の中の一部なのに、ニンゲンだけが優れているという誤解曲解は、真実を歪曲させます。

やはり子孫は繁栄してほしいと願います。それも動物の本能なのかもしれません。

何が正解で何が間違いかは地球規模で考えると決められないのですが、昨今の若者たちの身体の状況を聴いたり、再生医療の研究者に臍帯血の状況を聴いたりしていると、遺伝的なものは決して良い方には進んでいないように感じます。

子どもたちはロボットではなく、昆虫や鳥と同じ生物です。

なんのために石油が食品に入るのか、プラスチックはどうやって私達や海洋生物や鳥の身体に入るのか、考える人と考えない人では遺伝子は違ってくるのかもしれませんね。

 

今日も皆さんありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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