人間には予言などできないのかもしれない。
先に情報が回ってくるから逃げている人が殆どで、彼らには火事の前に逃げる第六感は退化して、もうないのかもしれない。
祖母は遠隔で情景が視えた。
会ったこともないニンゲンの背格好も、顔も年齢もわかっていた。
でも、いつどこで何が起こるという詳細はわからなかった。
「近いうちに孫の誰かが大けがをするから気をつけろ」
と全員に電話がかかってきたり
「その予定は取りやめにした方がいい。」
というだけで、具体的な事象はわからないことが多かった。
もちろん仕事にするわけもなく、身内に限ってこのような忠告をしてくれていた。
では外れたことがあったかと言えば・・・・・・。
記憶にない。
95歳で亡くなった。
真の先祖供養とは負の連鎖を止めること
祖母の遺伝子もミトコンドリアも私の中に在る。
原始、地球が生み出した生命に備わるシックスセンス。
その最大のリスク管理能力は私の宝である。
また、両親ともに親と離れ虐待されて育っているが、どちらもそれを恨まずに生きてきている。
そのエピジェネティクスも無駄にはしない。
過信せずに、感覚を研ぎ澄ませる生き方を選択し続けなくてはならない。
そうでないと、生き物はすぐに退化する。
今朝も早朝にシェリーと共に朝陽を浴びた。
昨日と同じ場所に雉がいた。
殆どの人は休日なのだろう。とても静かだった。
太陽が昇るまで風に吹かれていた。
庭のバラと苺を持って家に入り、朝ごはんの準備にとりかかった。
0 comments