随筆 162

夏のイベントがまた一つ終わった。

小さな地域コミュニティの大切さ。

智慧の享受と相互扶助。

許し合い。

年齢も国籍も関係なく、皆で動く。

そうして大草原の小さな家のような村が出来上がる。

これを面倒だという人に首をかしげる。

PTAと同じ、一番身近な民主主義。

やりたがりよりも黙って動くことの大切さを能ある鷹はじっと見ている。

初めて参加した子が笑った。

楽しんだ。

暗くなっても帰らない。

皆こうして得手不得手を受け容れてきた。

ここにはまだ昭和のあの頃が残っていた。

初めて花火をする子。

ひとつ大きくなって、語彙力もあがったね。

良かった。

本当に良かった。

君らの希望ある未来を潰す権利は誰にもない。

教科書通りではなく、自分の身体で感じた今を絶対に忘れないで。

 

 

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