随筆 228

世間では善悪を決めつける人が多いけど、多分、私たちは地球から湧いて出てきた一生物の一個体なので、何かを動かしているように見えても、実は生まれる前、つまりその卵子と精子で出来上がったニンゲンというもの、生れるか生まれないかさえ、地球が決めている可能性もある。
自分の意思で動いているようでいて、いつどこに自分が在るかもだいたい決まっていて、どうしてもそうせざるを得ないことや、やりたくなくても荷担してしまう恐怖なども、すべて地球が決めた運命なのかもしれない。
優劣、正誤、善悪でさえ民族が変われば異なることは周知の事実で、島の中の基準は世界的には意味をなさない。
ニンゲンだけの基準も地球規模では多分同じようなものだろう。

鉢の中に宇宙はあって、自分たちの体の中にも宇宙があるように、皮膚細胞として生まれた細胞が心筋細胞と戦ったりはしない。抵抗せず(もしかしたら抵抗してるかもしれないが)生まれて死んで逝く。
なので、いつからか抵抗は馬鹿らしくなった。
何が視えても視えなくても、多分単純に地球が発するもしくは宇宙が発する微妙な変化や生命の周波数の受信なのだろう。動物たちと詳細に議論をしたなら「なんだ、そんな当たり前の事(笑)」って言われそう。

なので、エンジェルさんを尊敬しているし、コニーサンやシェリーより自分が馬鹿だと自覚でき、彼らを閉じ込めている自分を呪った。

社会が崩壊したら自由になる動物たちは沢山いるかもしれない。逆に大勢喰われてしまうかもしれない。

間違った細胞は癌化する。うまくいけば癌細胞は自然淘汰される。もしも間違い続けた細胞があったなら周囲に悪影響を及ぼし癌化は進み、淘汰できなくなって全体が死ぬ。

それが人間でないことを子供の頃から祈り続けた。

でも現時点、自分は二度と人間には転生したくない。つまりは自分たちが地球の癌細胞かもしれないという疑いが消えないでいる。

出来れば最後の一つになっても癌化したくないと思っているけど、もしかすると生まれた時から癌細胞でそれがスタンダードすぎて自分で気づけないだけかもしれない。

抵抗と運命。
私には何が運命か決めることは出来ないけど、あともう少し歓喜して、愛して風に吹かれて原子に戻りたいと思う。

地球に愛を

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