随筆 204

秋になって、久しぶりの一日一食、娘や同居人の昼や夕食を作ることはあっても自分は味見で終わり。

なので、いつもにもまして、朝にたんぱく源や野菜などいつもより気を遣って摂るようにしています。

夜は完熟柿を一個、ジュース替わりに食べたりしますが、米は一週間に一回食べるか食べないか。

昔から米に執着がない私、それは一生海外で生きていけるという自信にもつながる一つの要素となっています。

 

移住してくる人々が増えていますね。

上げ膳据え膳のお金のメリットもあるのでしょうが、私には理解できない感覚です。

熱帯の国が大好きな自分は、肌の色が違っても全く抵抗なく受け容れられますが、素直に疑問。

「なぜ、日本なんかに来たの?」

 

だって私は逆ですからね。

隣の芝生は蒼いっていうアレか、もらえる量の問題か、隷属する民族性のやりやすさか。

とにかく、物好きだなあって(笑)

 

私はというと不動産バブルが来ることを密かに願っていて、うちがかつてのバブル期ぐらいの価格になったら、絶対売ってFIJIの島に引っ越すでしょう。

まずやらないといけないことがある気がするので踏ん張ってますが、精神的にはとうに限界を超えてます(笑)

 

例の件があって大多数が気づいたかと思えばそうでもなく、ここはまるで進撃の様。

私には自己の世界とその他の明確な境界があるのに、目の前の人たちにさえ通じず、どうでもよいことに囚われ命の時間を費やしていている人々の優先順位は一体……

地球は老化して突然変異が多くなり癌が次々に生み出されたのかもしれません。

制御性T細胞を弱体化させてその癌細胞を淘汰するか、植物で表面のマイナスのバリアを壊して癌を消してしまうか。それとも自滅するか。

 

サピエンス以外の生き物はまだ美しく生きています。

縄張り争いで闘って血を流しても、小動物が一瞬で鳶に喰われても、オキアミが山のようにクジラの口の中に入っても彼らは美しいです。

 

人間が作るプラスチックごみやトリブチルスズの方が世界に不要でしょう。

まさに元凶が自分たちで、現にそれを誰も拒否していない……

時間がもうないところまで迫っていても、今日も昨日と同じ、明日も同じように生きる。

お花畑にいる人は気づかないのでずっと天国です。

 

でも彼らは希望です。

「自分には関係ない」

「きっと何も起こらないよ」

「そんなことあるわけない」

と本心から思ってくれていたら、そしてそれが大多数なら、そのエネルギーの集合体はその思考を現実化させます。

日本の愛すべきところはそこなのかもしれません。

 

お花畑に産まれても、すぐにそれが嘘だと気づいた子供は、思考回路の組み方が他とは異なっていき、地獄を見て、最終ファンタジーの創作に移行します。

そして光を創作するシナリオライターと、闇を創作するシナリオライターに分かれます。

 

お花畑の世界に一部迎合しながら、高度な創作を編むことは至難の業ですが、このドラクエのような世界でGAMEを楽しむしかありません。

 

GAMEの合間に、ケーキを焼いたり

靴下を編んだり

畑の野菜で保存食を作ったり

フォロワーさんの農園から林檎を買ったり

近所の人と戯れて柿をもらったり

本を読んだり

エンジェルさんを愛したりしてます。

 

もっと美しい生き物に産まれたかったお花畑に住めない人です。

 

万物に懺悔

地球に愛を

 

 

 

 

 

 

 

 

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