アフリカ最終日の想い出 TANZANIA2017

❰Near by Kilimanjaro Airport ❱

 

わかりますか?ずーっとあっちまで、緑が続いています。

曇ってるからこんな色だけど、日本人にはあまり馴染みのない、どこまでも続く地平線。

自分の目で見ないとこれは感激できないだろうなあ。

出国の際、スワヒリ語で手続きの時に挨拶したり答えたりしてたら、パスポートチェックの人に「これは日本語で何て言うの?」と聞かれたので少し日本語を話しました。

小さな空港なので、入り口にいたスタッフたちが搭乗口でもボーディングパスを切り取っていて、そしたらさっき日本語を教えたスタッフがいて、いきなり私の名前を呼んで「Mahiro!」って。まるで友達のように手を振ってくれました。

「Safari njema!」って私にだけ叫んでいて(笑)「いい旅を!」的な意味です。こういうのとても嬉しいです。

 

待ち合いで日本人団体サファリツアーの観光客がたくさんいたのだけど、その中の60代位の一人の男性が、私のところにやってきて

「NGO の方ですか?」って。

「違います」と答えたら「生命力が他の人と違うのがわかったから気になって」って。なんだそれ?(笑)
最近、日本では疲れっぱなしだったので、こっちで本来の自分のエネルギーを発揮できてたんだなと思いました。

なんでも日本から一緒に来た添乗員は、コピーした文書を見ながら話すだけで、何もここのことえを知らなくて、シーズンオフの今、60万円もツアーに払ったのにイマイチだったと。

マサイの村に行ったのだけど、「怖いから何も買うな」と言われて買ってないというので、路上商人から買ったマサイのビーズのブレスを見せてあげました。

「自分もそういうの、欲しかったです」って。

 

「こちらはやっぱり怖いですか?」と訊くので

「大阪の宗右衛門町とそんなに変わらないと思いますよ」と答えたら納得してました(笑)

大阪人の私の本当の気持ち(笑)

 

滞在していた村の話をしたら

「日本人はなんであんなに冷たくなったのだろう?どうして、こちらの人々は目が生きてるのだろう?」

と私に問うのですよ。

「命ときちんと向き合って生きているからではないでしょうか」と答えました。正しいかどうかはわからないけど、少なくとも日本人よりは懸命に生きています。

「あなたも同じ瞳をしてる。あなたがこちらでゲストハウスしたら、日本人はたくさん来ると思う。このツアーであなたと話せたことが一番楽しかった、ありがとう。」

添乗員さん、語学堪能でも、視点が「恐怖」や「差別」だとこうなってしまうのねって、感じました。それと恐怖は知識の浅さからくるので、もっと勉強してほしいですね。

 

久々に言われましたね、瞳のこと。

人生で初めて瞳の事を私に言ったのは中二の時、193㎝もある背の高い彼。最後に会ったのは24の時の彼の結婚式ですが、その時もまだ言ってましたね(笑)

かなりこの国でエネルギー充電できました。

 

飛行機に乗ったら今度は隣に座った白人男性がジュースを私にくれました。

何も言わないのに荷物も下ろしてくれました。

彼が奥のシートに座ってたので、食事やドリンクを配るとき「先に彼に」とCAに言っただけなんですけどね。

 

なんだか、帰りの道中がとても気分が良いです。

いつも日本に帰りたくなくてこまります。

 

夕方に成田について、面倒なことに羽田に移動しなきゃなりません。

そして翌日の朝の便で関西に帰ります。

 

羽田で野宿かな(笑)

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