どんな人も、覚悟して進まなければならない時があります。
ずっと壁の前でグルグル回っているだけでは、その向こうの世界に行くことが出来なくなります。
子どもでも大人でもそれは同じです。
でも覚悟には階段のようなものがあるんです。
何かを決める
まず何かを決めないと、人は進んでいけません。
常に二者択一のなかで、やるかやらないかを決めて物事は進みます。
誰かと会う
電話をする
セミナーに参加する
就活する
受験する
などなど·····まずは決めていますよね。
これが覚悟の階段の一段目のようなもの。
次の階段をのぼる
決めたら、またそこに壁が見えてきます。
例えば、仕事の売上のノルマ
受験の偏差値を上げる
内定をもらう
交渉する
お金を払う
などなど、決めたあとに一つ一つ行動に移してクリアしていかなければなりません。
これは例えるならゲームのようなものです。
経験値が浅くてもできる覚悟は、誰しも簡単にクリアできるレベル1
次に、少し苦労するレベル2
そして、ヒットポイント、つまり経験値が少しずつ高くなってきます。
覚悟をもつのは、各レベルのラスボスを倒すようなものです。
せっかくクリアしても、異なる世界が見えてきてまたラスボスが現れます。
装具や剣も仲間も変化する
レベルをあげていく度に上らなくてはならない覚悟の階段。
はじめは独りでクリアできても、次第に役割分担したり、自分とは異なる才能を持った仲間が必要となってきます。
そして、最終的には勇者は光の剣と盾を装備し、世界のラスボスを倒します。
勇者に必要なのは、強い意思とビジョン。
明確な目的。
どんな人も多少の差はあれ、覚悟の階段を上ったことはあると思います。
レベル1の町の中で、ヒットポイントを常に保ちながら、ラスボスを倒さずに変化のない世界に生きていたい人もいると思います。
リスクに果敢に挑戦し、装具と剣を携えてレベル3の世界に生きる人もいるでしょう。
また、命を懸けて仲間とともに世界のラスボスに挑む人々もいるでしょう。
覚悟の階段をどこまで上るのかは自分自身が決めること。
赤ん坊で生まれてから、覚悟して超えた分だけ、人は大人になっていくのではないでしょうか。
歳を重ねた分だけ覚悟しなくてはならないことも多くなりますから。
乗り越えた壁の向こうの景色はいつだって美しい
と個人的には思っています。
今日も皆さんありがとう
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