随筆 194

日中は扇風機もエアコンも使わない我が家。
一つの部屋にじっといるわけではないので、何度もシャワーしたり上半身を拭いたり、着替えたりしてます。

今朝のモーニングプレートは

アイスラテ
甜瓜
無農薬西瓜
茄子のチーズ焼き
ズッキーニのハーブソテー
オープンサンド
(燻製ベーコン・烏骨鶏卵・うちのトマト・胡瓜・レタスに自家製ケチャップやマスタードなど)
でした。

 

山のある此処でも流石に最近は暑くて、エンジェルさんたちも水をものすごく飲んでます。

水分補給は果物から摂るのがよいと聞いたことがありますが、たしかに動物たちは水ではなく植物から摂ることが多いですね。その季節の植物はその季節に必要な栄養分が入っているので、水分だけでなくビタミンやミネラルも摂れますし。

ですから贅沢にも西瓜をたくさん彼らに。普段は二回しか作らない多品目の(来客は人間のサラダと間違う)餌づくりが四回。西瓜やキュウリを中心に、甜瓜なども混ぜ込みます。あっという間に食べきってしまい、水の減り方もはやくて数時間おきに水入れが空っぽ。
一日給餌掃除に走り回っている感じです(笑)

昨日は、冬物の虫干しもして、レイズドベッドや畑の水やりも三回。汗だくになって家に入ると、どこからかトカゲが入っていて洗面室の方に移動しようとしていました。娘が「はい、じっとして」と言いながら(爬虫類好き)捕まえて庭に放すといつもの植え込みに入っていきました。

やっとリンジーたちを寝かせてほっとして風にあたっていたら、うちの庭に今度は何やら茶色い動物が・・・・・
娘が「ほら、狸。静かに。ほら?あっち」と言うので見てみると狸の子供。
庭には食べるものもないので、そのまま戻ってきて坂道を下りて行きましたが。

数日前、狸の親が車に轢かれて死んでいたらしいので、その子供かもしれないと娘は言います。
ただ道を渡ろうとしただけの鹿やタヌキやイタチや鳥を、車でぶつけて殺しても道路の真ん中に放置していく人は多数です。
急ぐ理由は誰かの危篤ではなく、大抵はどこぞやの経営者のご家族のために隷属するためだったり、単に冷酷さだったり。

偏った愛護を謳う気はなくて、不可抗力的な事故ももちろん理解していますが、ならばせめて「その後」を丁寧にするくらいは、動物より賢いサピエンスになら可能なのかと考えます。

あの子狸が、事故で死んだ成体の子かどうかはわかりませんが、まだ小さいのに独りだったことは確かで、どうやって生きていきていくのか心配になりました。
共生するにも、これだけ人間があらゆる土地を支配していますし。作物の育つ畑や動物たちの居場所になる山さえ、太陽光発電などを大量に設置し、電磁波を放出しまくっている地獄さながらの光景。
このような状態を何とも思わずにまだ印字の桁を増やすことしか考えぬ生き物に、彼らは何を思うのでしょう。

人間が創りだす有害ごみはせめて人間の中だけでとどめるようにしてほしいものですが、結局地球は全体で一つなので、海も空も水もどんどん毒されて万物に多大なる影響を与えています。
元来万物が共生できるように生まれてきた地球も、死に向かって老化し、癌化した細胞(人間)が出てきているのが今なのかもしれません。
人間が生まれた地球時間が、地球自らが死に向かうためのスイッチ的な役割を担う時期だった可能性もあるのかも。
ですが、それを憂いてもマサイの様に生きてもいない自分は、結局自己満足の世界でしかなく、地球に迷惑をかけないというだけでも必死です。

今朝、同居人がクワガタの雌を玄関で見つけました。
百日紅の木の下は一日中陰になるので、蹲の水の近くに置いてあげてと頼みました。


畑の水やりの際、いつもの蜻蛉がやってきました。
沢山の生き物が家の周りに生きています。
なるたけ迷惑をかけないように、万物との戯れを楽しみながら残りの時間を生きて逝きたいと思います。

地球が早く治りますように

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