親愛なる人

先日、ある人が夢に出てきました。一時期夫婦と間違われるほどに空気感がマッチしていた人です。

最期の女を捜していると私に言ったその背中をいつも見ていました。ひたすらに行動する人の姿に、自分も襟を正さなくてはならないと感じたことを思い出します。

現在の私の価値観を確立するための準備期に出会った人で、毎日新しいことにチャレンジし、確認作業に勤しんでいた自分を懐かしく思います。

人生の転換期の渦の中では、それぞれの道が視えてくる過程でいつの間にか遠くなっていった人がたくさんいます。

彼のことも陰ながら応援するだけになりました。

 

必要ならここに在って必要なければ淘汰される

 

今ならわかってもらえるかもしれません。

天命に委ねるという私の価値観も。

 

何かを感じていても本人が言わない限り私は何も言いません。誤解があっても相手に弁明もしません。子供の頃からずっとそのスタンスで来ました。

皆それぞれ立場があり、家族のため仕事のためと忙しい毎日を送っています。

男尊女卑だと言われても、やはり女性のほうが圧倒的に介護や家事を引き受けることは多く、地球の創った雌雄ですから、それぞれの得手不得手は存在すると私は考えています。

また、来るもの拒まずという概念は、地球に逆らう「抵抗」ではなく「受容」をすることなので、本意でないことも自然の流れなのかもしれないと思えば前に進んでいけます。

 

自分のことを振り返る暇もないほどに時は過ぎ去り、もう何年も会うことの無い人も今となっては大勢います。

ですが、数日前に夢に現れた彼のことが気になり、しばらくぶりに彼の言葉を読んでみました。

それを見て、こちらが彼の言葉を読んでいるように、彼も私の言葉を読んでいるのだとわかりました。

 

読者の皆様はご存じだと思いますが、私は独特の言い回しや造語を多用します。

ですからわかるのです。

 

夢は本能でしょうか、直感でしょうか。

不思議な縁(えにし)は、リアルで関与していなくてもどこかで繋がっているのでしょう。

あの頃と違い、周囲の記憶はどんどん薄れ、世界は刻一刻と変化するスピードを速めています。

迷走の後に自己をしっかり確立できたのは、皆様および万物のおかげです。

 

私も死ぬまでMAHIRO SHUを辞めることはありません。

市場で活動するか否かに関わらず、誰が視ていなくてもその基軸を変えることはないでしょう。

 

今はもう会わなくなった人々。

ですがこうしてHPを介し、私に会いに来てくださる方にお伝えしておきたいこと・・・・・・。

 

 

たとえ10年会わなくても、握手を交わしハグすることができるでしょう。

残念ながら、日々死に近づいておりますので、細胞は少々衰え、もはや日焼けした田舎のおばさんと化しておりますが(笑)

 

先日随筆に書いたように、11年前のあの海で出会って拙著のタイトルをくれた人も。

誤解が誤解を生んで、未熟ゆえに応えられず、別れてしまった人も。

意識で繋がり見知らぬ私に新幹線で会いに来てくれたあなたも。

 

あの頃に愛し合った数々の人々(身体的交遊のことではありません、意識です)とは、生きている限り今もなお繋がっているのかもしれません。

万が一の時はぜひ手を取り合い、新しいものを創造できれば幸いです。

その日はもう、すぐそこまでやって来ているかもしれません。

 

徹底的な利己が自立を促し、役立つ力になります。

まだまだ未熟で馬鹿な自分ゆえ、そこまで私も邁進し続けます。

 

力をつけた暁には、互いに手を取り合い強固な群れ構築といきたいものです。

もしもそうでなければ、孤高を保って生きて逝く所存です。

 

今日も皆さんありがとう。

 

 

 

 

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