Fijiに三度目の渡航、今度は生活してみたpart 1

昨年の4月から5月にかけて、家を借りて一ヶ月Fiji生活をしてみました。

私は二度短期留学をしていたので、これが三度目。

今回はNadi空港から6時間ほどかかるビチレブ島の南端。

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Fijiが近づいてくると、雲海がちがってくるので、ワクワクします。

長いフライトもなんのその、急にハイテンションになりますね。

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降りて外気を吸うなり

「うわぁ、フィジーのにおい!!」

って、跳び跳ねたくなるくらい空気がちがいます。

そして、空港で出迎えてくれるフィジアンの歌。

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フィジーソングは何曲か知っているけど、着いてすぐにこれを聴くと、とても安心するのです。帰ってきた~という感覚に近いです。

今回、滞在先まではバスで行くことに決めていたので、その前に、フィジーの食べ物を食べたくて、以前からある空港内のお店でロティ二つとマンゴージュースを買いました。

そして、外にいたフィジアン男性に英語でたずねました。

「バス乗り場ってどこですか?」

ついてすぐは英語が聞き取りづらく、半分くらいしか言ってることがわかりません。説明してくれたのだけど、少し迷っていました。

バスが来ればわかるだろうと、スーツケースを置いて、ロティを食べながら待っていたら、さっきの男性がやってきました。

そして、私とパートナーに

Come,come,come!

と大声で言いながら手招きするのです。ついていくと、いきなりその人のバンにスーツケースを積まれました。

「ちょ、ちょっと待って、私はバスに乗りたいの。」

と言いましたが、相変わらずその人は満面の笑みで

Come,come!

これしか言わないのです(笑)

悪い人ではなさそうですが、ボッタクられるわけにもいきません。ならば有効にこのチャンスを使おう!と思いました。

目的地と

「貸家なので食材が必要で、途中、買い物をするのでNadi townに寄ってほしい。」

と伝えたら、

「オッケー」

と言ってくれました。バスならこういうのは無理ですよね。

ところが肝心の金額をいくらか言わないのです。

普通の日本女性なら私みたいなことはしないでしょう。まあそこは、40過ぎてから一人で途上国に行き始めた私なので、交渉してみることにしました。

タクシーはどこも高いのは知っています。ですがこれは白タク、いきなり無茶な交渉に入りました。

「じゃあ、二人○○まで20ドルね!?」

と言うと、大笑いしながら、それは無理だよと彼は答えました。

「ん~、じゃあ、30ドル!」

「すごく遠いんだよ、それは無理だよ。」

そこを諦めずに圧してみました。本当にこれが、無茶な金額なのか?それとも、観光だと思ってぼったくるつもりなのかわかりません。

結局50ドルで交渉成立しました。

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町に着くと、ドライバーには公園で待ってもらって、パートナーには

「そこにいて荷物を見ていて」

と頼み、私は慣れたマーケットに走って行きました。

買い物を一通り済ませて戻ってきたら、バンがいない!どこどこ?

パートナーにきけば、さっきのドライバーは

「そんなに遠くまで行く用事がないのでこの車に乗り換えてくれ」

と言って、スーツケースを別の人のバンに積み直したらしいのです。

「え?!さっき払った50ドルは?」

「知らない」

とパートナー。頼りない・・・・・・。

また新ドライバーに挨拶して、同じように目的地を伝えました。

途中で同じ方面に行く人たちも次々乗せていました。

でもTanzaniaみたいに、このバンに17人も20人もは乗せませんけどね。シート通りの人数です。

で、ドライバーに訊いてみました。

「さっきの人から私たちの運賃いくら払ってもらったの?」

「40ドル」

おー、さすがフィジアン、良心的。

あの距離なら10ドルの取り分は妥当です。

そして結局5,6時間かかったのだけど、何とか滞在地に到着。

貸家のオーナーに言われていた通りPolice postを訪ねると、警察官がとても歓迎してくれて

「この、韓国映画おもしろいんだよ。あー、あそこに行くのね、待って、電話してあげるから。」

と待つこと数分、オーナーが車で迎えに来てくれたのです。

よくわからない車に乗ってきたというと、

「危ない、そんなのに外国人は乗らないよ。」

と言われました。

そして、タクシーなら180ドルが妥当な価格だと言われました。

町にも寄ってもらって現地の人と同乗しながら楽しく初日の道程を過ごせたわりには、結果的に安くつきました。

現地人価格のようでした。無茶な交渉のおかげかな(笑)

 

Part 2に続く

 

 

 

 

 

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