今年はクリスマスにむけてクラフトに力を入れたいと思っています。
買った方が安いと言う人もいるけれど、手間暇かけて作ったものはどんなものでも心がこもっていて、私は好きです。
こんな時代だからこそ、手仕事の大切さに気付きます。
キルト歴は20年以上。
とはいえ、最近はさほど作っていませんが。
でも寒くなると、『大草原の小さな家』や『赤毛のアン』のように大きなキルトを製作したくなります。
パッチワークの使い途を知るためにそれらのドラマや映画をよく観ました。
『風と共に去りぬ』にも登場しますね。
『キルトに綴る愛』は何度もビデオを借りてみた作品の一つです。
いま手元に残っている作品は多くはないのですが、お気に入りのものを紹介します。
手づくりクッキーをイメージしたキルト
100種類以上の記事を使用しています。
カントリーキッチンに合うイメージで製作しました。
キーワードはクッキーで、お菓子作りをするイメージからデザインしました。
お正月用 扇のキルト
20代の頃、教室で生徒さんたちに手ほどきしていた頃の作品。
雑誌にも掲載されました。
洋をとりいれた和のキルトを製作したくてデザインしたものです。
しじらのキルト
祖母の生まれ育った土地のしじらを購入して、それを使って純和風のミニタペストリーを。
これも雑誌に掲載されたもので編集長がかなり気に入ってくださいました。
娘のプレイマット
象の生地がかわいくて、娘がフローリングで遊ぶ時に使うプレイマットとして製作しました。
赤ちゃんの頃、よくここで座って遊んでました。
(後にシェリーの暖とりになりました)
ベビーキルト(おくるみ)
白を基調にパステルカラーで仕上げました。
生年月日や体重慎重を刺繍してあります。
こういうものは本人にとっても想い出の品になるので、手縫いのベビードレスと共に大切にとってあります。
三人の子どもたちには、それぞれおくるみとベビードレスを手縫いで作りました。
バラのサンプラーキルト
これは生徒の見本用に製作したサンプラーキルト。
意識が変わると、配色も違ってきます。
個人の好みで様々なイメージに出来るので、サンプラーは課題の一つとして、生徒に製作してもらっていました。
スーのミニキルト
キルトはピーシングだけでなく、刺繍やアップリケを組み合わせることで、さらに美しくなります。
これは母が好きなデザインでした。
ピーシング、アップリケ、刺繍の組み合わせです。
母はたくさんの私の作品を持っている人の一人です。
また母は私に影響を受け、時々我が家に倣いに来ては鞄などを作っていました。
当時は姑や義妹なども皆パッチワークを習いたがり、完成したときには私に見せてくれました。
手縫いで少しずつ縫う時間は、心の安寧にもよさそうです。
達成感と喜びはこの上なく、仲間がいる楽しさも格別です。
また、たくさんの方が作品を買ってくださいました。
消耗品なのでもう残ってないものもあると思いますが、ベッドカバーなどは、引っ越しの際に仲良くしていたママ友たちに一枚ずつプレゼントしたりしていました。
教室を閉める時には、生徒にもいくつか作品を譲りました。
自分がどのくらいの数を製作したか覚えていないくらいです。
月に二度の教室の際には必ず新作を生徒に提示するようにしました。
時には徹夜で作ることもあり、案外体力を要する仕事でした。
あの当時はキルト製作が私の生きがいでしたから頑張れたのだと思います(笑)
歴史から学ぶとキルトは深いのです。
アートとして制作される方もいますが、私は誰かのために一針一針縫う実用的なキルトが好きです。
いまも余裕があれば陽だまりのなかでキルト製作に励みたいです。
緑に囲まれて。
手作りにしっかり時間がとれていないと、ストレスになります(笑)
少しずつ再開していきます。
皆さんも簡単なものから手作りしてみませんか。
暖かい気持ちになりますよ。
今日も皆さんありがとう。
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