食べた物がどのくらいの時間で、どの部分に溶け込んでいくか、厳密に言えば分子が置き換わるのかどうかを、目で識別できるような実験で解明した研究者がいるようです。
それによって、食べた物の半分以上がすぐに身体に溶け込んでいることを発見したそうです。
どのように?そして自分のなかで何が起こっているのか、イメージしてみてください。
彼はマウスで実験をしました。食べ物の分子に色をつけ体の中でどう流れるかを確認したのです。
そして、体の中の分子と食べ物から分解された分子が置き換わっていくことを発見しました。
身体の分子を、いま食べた物の分子と入れ替えているということです。
怖いですね~
適当に食べている人が恐ろしくなりますね~
シェーンハイマーはいわゆる生体におけるターンオーバーを最初に明らかにした人物だそうです。
骨や歯も含め、身体のあちこちで分解と合成が行われていて、素早く入れ替わっているそうです。
それ自体が生きることだと書いている人もいます。
昨日の細胞はもはやどこにもないのかもしれません。
という事は昨日の自分はもう存在しませんね(笑)
事実、赤ん坊は老人になっていきますからね。
昨日までの自分を疑い、今日を果敢に生きる。
なんとなく食べることは案外命を粗末にしていることなのかもしれません。
さらに身体によいものを取り入れたいと思いました。
科学もどんどん変化していくし、人間関係も変化していきます。
「あのときこう言った」
なんて言葉は、過去に固執する人の言い訳の大義名分なのかもしれません(笑)
変化(老化)しないために変化すること
この変化の流れにのれない残留物が溜まりにたまったとき、もしくはよくない変化が続いてしまった時、私たちは死を迎えるのかもしれませんね。
参考までに現在一般的に知られているターンオーバーの期間を
胃腸 5日程度
心臓 3週間
皮膚 28日
筋肉 2カ月
肝臓 2ヶ月
血液 4か月
骨 3年~7年
個人差はあるのでしょうが、入れ替わる、つまりその細胞はもう存在しないと言うことですね。
興味深いです。
今日も皆さんありがとう。
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