出会ってまだ二度目。
でも彼の心の真ん中に悲しみと諦めがあるような気がしました。
一緒にテーブルを囲んでいても、多くを語らずにずっと私を気遣ってくれていて、おかげで気分良く食事が出来ました。
「心に哀しみと傷を抱えているでしょう?」
と問いかけました。
彼も人を見抜く力があるようです。
顔を合わせた瞬間、彼の心が透明になったように思いました。
何があったのかは聞かないけれど、とにかく自分を大切にしてほしいと言いました。
物凄く傷ついてきた人は、物凄く優しいのです。
痛みを知っているから誰かに同じ思いをさせたくないのです。
運よく困ったことがないか、他者に依存してばかりいると、誰かの痛みがわかることはありません。
結果、利己的な自分にも気づけません。
彼のような優しい人がそういう人々に差別されたり、馬鹿にされたりして諦め続ける人生を送るのはもったいないと感じました。
純粋に幸せになってほしいと願います。
本来優劣があるとするなら生命力でしょう。
ある人が言いました。
「経営者でも浮浪者でも80まで生きたとしたらどっちも成功でしょ?」
確かにそうですね。
彼にも生きる力を感じました。
「いつかの時、サバイバルは平気でしょう?」
「はい、全然平気ですよ」
そんな人しか会わない今日この頃。
天からどんどん降りてきます。
必要なものは此処にあって 必要ないものは淘汰される
今日も皆さんありがとう
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