物を大切に使うこと

人によって違うだろう大切なもの。

もう永らく云われている持続可能な暮らし……

イギリスアンティークのように、良いものは大切にして長く使いたいものですね。

修理できるものはできるだけ補修して、環境にこれ以上負荷をかけないように気を付けている人も少なくありません。

 

私も出来ることから努めるようにしています。

 

先日、手提げかばんを修理しました。

10年前に手縫いで自分でつくったものです。(アイキャッチ画像)

 

パッチワークの作品で一番古いものは、27年前のものもあるくらいです。

プロとして教室主宰や大型手芸店でキット販売をしていたため、本来目的とする家に在る不要な生地を使って・・・・・・ばかりではいられませんでしたが、オファーに応えるために付属品も合うものをあちこち探しまわり、拘って製作したものが多数あります。

 

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これは、革の持ち手がはずれかかっていました。

すべて手縫ですが、革の縫い付けはとても大変なので、しばらく放置していました。

やっとその気になり、二時間かけて持ち手をつけ直したところです。

 

同様に、修理すべきバッグがあと三点チェストに眠ってます。

 

手縫いで細かくしっかり仕上げると、案外、ミシン縫いの既製品より丈夫なのです。

パッチワークはけっこう長持ちするんですよ。

 

生地選びもいろいろ拘って製作するので、古くなってもなかなか手放したり捨てたりはできません。

かつて一点物を販売していましたが、手元には何一つ同じものは残っていないのが少々残念です。

引越し後しばらくして何かの折にファンのお客様と話した時、

「何年たっても大切にしています」

と言ってくれたのですが、訊くと使うのがもったいなくて私の作品用の衣装ケース2箱に大切にしまってあるとのこと(笑)

どこかでそんな風に自分の作品が保存されているってなんだか不思議ですね。

 

時間をかけて作ったものは愛着もありますし、自分の想いが入り込みます。

今や本も書くようになりましたが、同様に意識を入れ込んで書いています(笑)

 

衣類などは20代の頃に買った質の良いものを、今も着用しています。

余りに若すぎるデザインのものは娘に譲ったりもします。

 

バラやイチゴももう15年程のお付き合い。

小学生の頃に買ったランプや、作ったオルゴールも大切に使っています。

 

暮らしの中に、自分の想いを入れ込めば入れ込むほど、自分の世界が出来上がり幸福度が増すような気がします。

 

 

今日も皆さんありがとう。

 

 

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