実体験

ひとそれぞれ、大変なことを乗り越えているとは思う。

その時点では辛かったことも、今となっては糧になっている。

自分だけでなく近しい人達が体験してきたことの、総合的な知識と積みあがったスキルは、何もかも役に立つことに気づく。

子供たちはそれぞれ私とは異なる体験をし、自分自身も幼児期から独り黙々と目標と目的を遂行するために生きてきた。

誰のためでもない。

いつも言うように、命をつないでくれた数々の生命や、祖先への責任感だ。

 

貴方の人生があなただけのモノであるように

私の人生は私のモノ。

だけど、今この人間世界は祖先からの責任で、誰のせいでもない。

個人主義で切り取って考えられることと、そうでないことがある。

点と点が繋がり太い線になっている。

 

誰も気づいていなくとも、その選択が明日を創る。

机上の空論に怯え、また空論を作って明日をその通りに生きるのも一つの方法、目の前のことに徹し懸命に生きて逝くのも一つの方法。

 

生きている限り私たちはすべてに関与している。

 

まだ見たことのない世界。

美しい世界にも涙と傷みは避けて通れないが、空論ではなく価値ある体験をしたいと思う。

 

万物に幸あれ

 

 

 

 

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