自覚

自分のことをよく理解している人は、他者のこともわかります。

同じニンゲン同士、国境なんて本来はないので、黒人も白人も黄色人も関係なく共通することがあります。

あまり区別はしたくありませんが、やるかやらないか、つまりは白か黒かで(グレーはありません、保留は結局やらないという選択です)私たちは日々選択をしています。

自分軸の人と他人軸の人、責任転嫁する人と責任感のある人、正直者と嘘つき、自分で判断する人としない人など。

自分と同種のタイプの心の動きと選択パターンは容易に想像がつきます。異種のタイプであれば、自分の辿る思考とその人の辿る思考の分岐点での選択が逆なのだと想像できます。

そのためには自分がどのような道筋を辿ってその選択・判断に到達したかを工程ごとに認識していることが重要です。

たとえば「言い訳」について考えてみましょう。

何かに失敗したとき、言い訳をしない人は「自分で選択した」という自覚があるので「潔く認める」選択をするわけです。相手を手間取らせず、次はミスをしないよう努めるでしょう。

言い訳をする人は自分で選択した自覚がないか、自覚をした先に「潔く認める」のではなく「自己正当化をする」という選択をしています。

ではなぜ自己正当化をしたくなるのかと言えば、「責任をとる」という選択ではなく「とらない」選択をするからです。あるいは責任が伴わない場面であれば、自分の判断ミスを「認める」という選択ではなく「認めない」と選択するからですね。

なぜ認めたくないのかというと、心が弱いわけでもなんでもなく「失敗は許されない」と考えているか「劣性に見られたくない」という価値観を持っているからでしょう。

なぜ許されないと考えるのかと言えば、自分が他者の失敗を許すことができないからです。劣性に見られるのが怖いということは、その人が常に人間に優劣をつけ誰かを馬鹿にしているということになります。

このあたりまでくると、言い訳をする人々がなぜ信頼されないのかという構図が見えてくると思います。

ニンゲンも動物なので、直感で瞬時にこのような判断をしています。素晴らしいですね。

自分にとって有益かそうでないか、敵なのか味方なのかを潜在的に判断して、生きるためにリスク管理をしているのでしょう。

許すことができる人は、生き物は失敗をすると知っているからです。

80年生きても失敗する人もいます。50年生きても自己判断できない人もいます。

生き物は選択をひとつ間違うと、瞬時に死んだりするものなのです。

「自分のことは自分でよくわからない」などと言いますが、私にはそうは見えません。

何工程もある思考の道筋で、一つ一つ選択して答えを出しています。

自分の失敗を自覚しているから言い訳したり責任転嫁するのでしょうし、考えていることが綺麗じゃないと自覚してるから綺麗事をいうのでしょう。誰よりも人間に優劣をつけているからこそ「劣等感」を持つのです。

 

自分のことはやはり自分が一番よくわかっているのだと思います。

 

大人として生きるなら、せめて自分のことは自分で責任をとれるようにしたいものです。

そうすれば争いごとは劇的に減るでしょう。

 

今日も皆さんありがとう。

 

 

 

 

 

 

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