さようならありがとう

出会いは幸せの為だから。

何年もかけて伝えてきた。

諦めなかった。

引き返せる道があったかもしれない。

あの時に方向転換すれば、もっと違う道があったのかもしれない。

でも、ニンゲンは変わらない。

昨日まで選んだ方法や判断を、急に逆転させることは容易ではないのだろう。

それを受容し寄り添うのは、ただただ哀しかった。

 

他者の気持ちが視えてしまうから、自分の想いより相手の願いを優先する。

でもたった一人の人と生涯を過ごした人生は、私には決して真似の出来ない憧れの人生だった。

親と暮らした経験がないのに模索しながら家族を築いた。

そこにはいつも嘘がなかった。

綺麗事も世間体も無縁の人生だった。

だから私たちはとても幸福だった。

 

負の連鎖を断ち切ることが真の先祖供養。

勇気と忍耐力と継続力、そしてシックスセンスはきちんと継承された。

私は真の供養を今まで通り継続し、忍耐力は全て正しい方向に使う。

 

親孝行とは徹底的に幸せになること。

ゆっくりさせてあげられなかったけど、私は最高の孝行をする。

誰にも支配されず、個として生き抜く。

祖先の命と殺して血肉にした多くの生命、そして過去すべてを無駄にはしない。

 

富とは裸になっても持てるもの。

与えられた多くの富を私の中でさらに積み上げ、光となって昇天するのだ。

 

まだそこに意識がある。

死んでからしか確かめられないことがある。

そこまでは理解できないことがある。

それまでは、あと少しニンゲンでいようかな。

 

傍にいてあげられなくて本当にごめんなさい。

長い間ありがとう。

 

 

 

 

 

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