僅かではあるけど、うちの畑でも野菜が穫れ始めている。
堆肥も庭で作っているので、それを畑にまく。
真冬から少しずつ準備してきたもの。
時間がそれを育ててくれる。
命の循環を感じる毎日。
人間関係も同じようなもの。
泣いて笑って積み重ねてきた誰かとの時間。
それが最期に愛おしい花を開く・・・・・そうなれば本当に幸せ。
わずかな差異が時間の経過とともに大きくなり、遥か遠く、姿が視えなくなってしまうこともある。
出会いも別れも逃れることはできないけれど、時の流れは一生の宝。
別れの時に後悔なきよう、出会いには全身全霊で想いをかける。
そして何もなかったかのように、風のように消えて行くのが一番いい。
誰も気づかなかったとしても。
誤解されたとしても。
愛した存在を見送りながら、風に吹かれて生命の息吹を感じてみたり、この世の虚無にふと笑ってみたり。
誰かと冗談を言って笑って手を振る毎日が、きっととてつもなく大きな幸せだったと思う。
今日も皆さんありがとう。
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