随筆 157

能ある鷹は爪を隠していない。

とても辛いことがあっても、相手に心配させないために笑っている人は大勢います。

だからと言って、想像力のない人が、痛くもかゆくもない自分でやるべきことを『悩み』と呼んで相談などし始めたら・・・・・。

誰も見ていなくても誰かに自慢しなくてもやるべきことを毎日休まず何十年と続けている人はいます。

承認や虚栄の為ではないから、いちいち人に説明もしません。

今日もやる、明日もやる、動ける間はずっとやる。

けれども承認や虚栄の為だけに何かをする人は想像ができません。

3日ほど表面的なお試し行動をしてみただけで『継続』という言葉を使う人たちです。

世界が異なるのです。

想像力は思考回路の数のようなもの。

思いやりは想像力がないと持てないものです。

 

能ある鷹同士は互いの爪がいつも視えています。

論文を発表していようがいまいが、肩書があろうがなかろうが、どこで生まれて何色をしていようが、生き物に共通する原理がわかっていれば、国籍も肩書も通帳の印字の桁も関係なく信頼し合える。

有名だから・・・・・・

専門と名がつくから・・・・・・

数が多いから自分もそっち。

爪の視えない鷹が大勢あちらへ飛び立っていきます。

「あの~そっち地獄逝きなんですが・・・・・」

といっても聞こえません。

それどころか、自己正当化の為に同類と徒党を組み『攻撃』をしてくるのです。

光の玉ではなく、真っ黒な球をたくさん放ってきます。

幸と不幸の視点が真逆なのです。

 

さて、能ある鷹の皆さん。

それをあなたが助ける必要があるでしょうか。

きっと一度や二度、もしくは百万回、視えていることを相手に伝えてみたことでしょう。何のメリットもないのに。

でももう充分でしょう。

同種で競い合うことをやめ、数を集めることをやめましょう。

万の数より一の本物。

 

あなたも必ず死にます。

逆転の発想を持ちましょう。

ニンゲンはとてつもなく馬鹿な生物です。

鼠に倣いましょう。

鳥に倣いましょう。

犬猫がいるなら彼らに教えを請いましょう。

 

すべて自己責任。

自分の思考で創った世界が今。

もっともっと小さくなって、自分の核を見ましょう。

世界は分化しています。

一つにはならないでしょう。

自分がどこに行くのか。

思考通りの世界に生きます。

光の中で命を使い、輝いて生きましょう。

 

暴露すれば無害化するそうです。

無害化・・・・・・

無害化・・・・・・

多分、自分にとっての無害化。

正直さに対する返礼ですね。

 

同類が居ないなら独りのほうが幸せです。

所詮自己の世界に生きるのは自己だけなので。

 

地球が美しくあれ。

生命が美しくあれ。

別世界の人にさようなら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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