Fijiの首都Suvaで必ず立ち寄ってほしいのはやはりFiji Museumでしょうね。
何といってもFijiはかつて人肉を食べていた····という、先住民時代のフィジー人の歴史を垣間見ることができるので。
せっかくなので、観光っぽいこともしてみようかと、Fiji Museumに行ってみることにしました。
バス停を降りたところで3ドルくらいのランチパックを購入、見た目はマフィンのようなキャッサバの蒸しパンも買って、目的地をめざして歩いていきました。
途中、図書館があったので入ってみました。
公衆トイレの利用はお金がいりますが、館内では必要なかったので、助かりました。
閑散としていました(笑)荷物は図書館の入り口で預けます。
暑かったので涼む目的もあったのですが、冷房はきいていないので、日除け程度です。
英語が難しすぎて意味がわからないし、結局見学だけして出た次第です(笑)
そして通りの向こう側に見えたのが政府庁舎です。前を通りすぎてみた···だけですが。
さらに歩いていくと、向こうに、緑豊かな公園が見えてきました。もうすぐMusiumです。
Thurston Gardensという公園を通るのですが、ここのベンチで座って、買ったランチを食べることにしました。
樹が大きくて自分と比べてみたくなりました。
The Fiji Museum の外観
時計塔が目印です。公園内に入れば簡単に見つかります。
料金はいくらだったか覚えていないけど、そんなに高くはありません。職員さんがとてもにこやかでフレンドリーな女性だったことを覚えています。
入ってすぐにカヌーがあります。興味深いです。この作り方を学べば、無人島に独りで行くことが出来るでしょうか?(笑)
フィジーでは19世紀後半、つまり日本の明治時代まで、人肉を食べていたようです。
これをCannibalism と言います。
戦闘を好む民族で、倒した相手の肉を食べることで強さを鼓舞していたとききます。
体格の良さとその強さから、現代でも傭兵として戦争に行くことも多いそうです。一度目の渡航は短期留学でしたが、担任の彼氏は傭兵でイラクに行ってると聞かされました。
食人の様子
他にも古生物のオブジェや、結婚式に使われるMASIのドレスなどのギャラリーもありました。
イギリス植民地だったインドの人々が、砂糖きびのプランテーションの作業員として連れてこられた歴史なども学ぶことができます。
インドもフィジーもイギリスの植民地だったんですよね。
イギリスは、どこでも植民地にするんですね。だから、ここも公用語でイギリス英語を強制的に喋らされたわけですね。できれば私たち日本人は彼らの言語で話しかけたいものだと思います。
これは南太平洋大学の協力で展示されていたフィジーの鳥たち。
かなりの種類が生息しているようです。本島のビチレブ以外にも、島の数が多いので、珍しい鳥もたくさんいるのでしょう。研究者には面白いかもしれません。
こじんまりした博物館ですが、フィジーを知るにはお勧めです。
今回はCannibalism について紹介したのでフィジーを恐いと思った人もいるかもしれませんが、Fijianはとてもフレンドリーで笑顔が可愛い人々です。
ほんとにそんなことしてたの?って思うほどに親切です。
世界には様々な文化がありますね。
万が一FijianがCannibalism の文化に戻っても、私は食べられない自信があるので、やっぱりFijiは大好きです。
Part9 に続く
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