食事と健康

私は子どもの頃、体育の授業や運動会さえドクターストップがかかるほどの虚弱体質でした。

6歳の頃には免疫疾患に罹患し、入院か自宅療養を余儀なくされ、学校は半分は欠席して通院を続けていました。

心臓に問題があるといわれ、小中高は毎年心臓検診に行かされ、17、8歳で亡くなる可能性が高いといわれていました。

若い頃は、病院ばかり通い、28歳まで病院のお世話になることが続きました。

いまは、外科的なモノなど、自分で手におえないことだけ医師にお任せするという感覚です。 

 

出産をして子ども達を守るためには、まず自分の身体を健康に保つことが必須で、生き物として自然の流れだったように思います。

結果的に、自分だけでなく、家族にもいろいろ試すことになったのですが、選択と判断は私一人に委ねられているので責任重大でした。

 

その中でいま、思うこと。

まずは、誰にでもできることをすることです。

病気になる前に予防として、もしくは進行させないためにできることです。

私は医療従事者でもなく、栄養士でもありませんが、健康になるまで努力したことをシェアします。

ご自身で判断でお願いいたします。

 

 

若い頃より現在の方が健康です。病院に行ったのはこの10年ほどのなかで数回。産婦人科での検査と血液検査、あとは歯科くらいです。

 

食事について

1、食べ過ぎない

どちらかというと、腹6分目から8分目。それが高校生頃からの習慣になっています。

 

2、お腹を膨らませるために食べるのではなく、質のいいものを食べる

さほど高級な食材を買っているわけではありませんが、手作りのものを食べるように心がけています。

外食もレンジで温めて出すようなお店よりは、その場で一から調理しているようなお店を好みます。

添加物はなるべくとらないようにもしています。

冷凍食品や、味付けの半加工品は初めから購入しないようにし、パンはその場で焼いているパン屋で買うか、自分で焼きます。

スイーツなどもスーパーではなく個人のケーキ屋を選ぶか、自分で作ります。

 

3、胃腸の調子の悪い日は食べない

一食か二食抜いて、身体が軽くなれば再開します。

飲み物やヨーグルトだけで過ごし、よくならなければ丸一日か数日食べずに胃腸を休ませます。

 

4、季節を考える

例えば身体を冷やす夏の食材を冬に食べたり、反対に冬のものを夏に食べたりはしないうになるべくメニューを考えます。 

都会にいると旬を感じることが少ないので、本来の土地に何があったのかなどを知ることも大切だと思います。

 

5、自分の欲するものに注目する

本来は、食事は体質によって個別対応すべきものだと思います。

家族みんなで同じものを食べることもありますが、今何を欲しているかに耳を傾けて、個人の体質を把握することが大切です。

子どもの場合は、未知の味に違和感を示す場合もあるので、偏食なく食べられるようになってから、どうしても嫌いなものはその子の体質に合ってないのかもしれないと判断します。

ただ嗜好は生きる場所や活動状況、年齢によって変化するのは皆さんご承知のとおりです。

中長期で見直し修正していきます。

また、無性に食べたくなる何かがあるときは、自分にとってその栄養素が不足している可能性があると、客観的に自己の身体をみます。

ただし砂糖依存などの依存症とは区別してください。

 

 

私の場合、自分の身体に素直に反応してきた結果(断食など)後になってそれが身体に良いことだと知りました。

それができたのは、親から独立したのが10代という早さのためだと思われます。

また、25歳のとき両耳が聴こえなくなり、原因はストレスだと医師に言われたことが自分自身にフォーカスするきっかけになりました。

ですから他者に一喜一憂しないよう、セルフコントロールに注力してきたように思います。

 

★大切なこと

大まかには皆『ニンゲン』であり雑食ですが、丁寧に考えるなら『個別対応』が必要でしょう。

あなたが胎児の頃、母親がどんなものを食べ、どのような環境に生き、あなたの臓器が出来上がったのか。全員同じではありません。

同じ親から産まれた兄弟でも、差異はあるでしょう。

そして今日に至るまで、あなたが何を身体に取り込み、主にどんな栄養素を多く摂取しているのか、不足しているのか、薬物を取り込んでいるのか、ストレス負荷は、などを考慮して選択していくことが重要です。

 

大切なことは

自分のからだの声を聴くこと

です。

万人に通用することとしないことがあります。

この二つの違いと選択をご自身で判断することが必要です。

一朝一夕に結果が出ることではありませんが、自分なりの方法を継続することで変化することがあります。

 

かつて息子は、奇跡を起こしたといわれました。

あれは奇跡ではないのです。

少なくとも、私たち親子はそう思っています。

 

勉強も仕事も資本は身体なので、身体を大切にすること。

仕事も勉強も失っても身体さえ元気なら何とかなることもあります。

また、自分を守れる人でないと、我が子を守ることはできません。

社会や時代に合わせ、環境にやられないよう、模索が必要ですね。

 

今日も皆さんありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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