赤ん坊の頃、何も知らずに生まれてきます。
どんな母親なのかどのような父親なのか。どんな場所に生まれ何を正しいと洗脳されていくのかも。
生まれた場所や親によって、赤ん坊の思考回路は形成されていくでしょう。
どんな人も何かしら思い込みを持っていて、自分の脳を疑うことは容易ではありません。
赤ん坊は、正解などないのに正しさをおしつける親や大人により、無限の可能性を潰されます。
そして殆どの人が、自分の心ではなく周りの行動を見ながら、これでいいのだと自分を言い聞かせ進んでいきます。
恐ろしい話を聴いて不安になったとしましょう。
話を大筋で信じたとして、ではどうすればよいのか…。
ただ怖がるだけでは覆すことはできません。
あなたの世界は恐怖一色で終わります。
あえてそれを脳から削除するのです。
なかったかのように。
その存在を記憶から消しましょう。
これで自分の世界はいつも通りです。
もしも何かを怖れ不安になり、そのキャストになってしまったとき、あなたはその世界の住人となります。
それは他人のファンタジーなので、他人の世界が出来上がってしまいます。
ライターと同化し嬉しくもない世界が大きくなっていきます。
一人一人が主役です。わざわざ誰かの話のわき役になる必要はないでしょう。
みな自分で信じた世界を視ているだけのことなので、大切なことは『何を信じるか』です。
『腰椎を失い下半身不随になった息子は生涯歩けない』というほぼ全員が信じて疑わない机上の空論ですが、あれを覆すのは容易ではありませんでした。
それを信じる人の思いが強すぎると、それらは私の創る世界を阻みます。
反対に「この人ならやるかもしれない」という、私を信じてくれるたくさんの人の力は一助となります。
それをまとめたのがこれです。
真実は虚無 リアルはファンタジーです。
人は皆、自分が信じるファンタジーの中に住んでいるのです。
私は他人の創るお話には興味が持てません。
だから、こう考えたのです。
賛同できないお話は自分の脳裏から削除してしまえと。
記憶には単なるファンタジーのひとつとして留め置く程度にします。
戦う必要もなく逃げるのでもなく、削除するのです。
自分の真実は自分で選択できます。
自分の好きなものだけ集めましょう。
私は自分のシナリオを自分で描きたいのです。
そのシナリオには、ある種の美しさを散りばめたいのです。
もしかするとこの世には地球なんて存在しないかもしれないのです。
私は見たことがないので何とも言えません。
もしあなたがいま幸せになりたいと真に願うなら、自分にとって美しくないものは記憶から消してしまいましょう。
それが私の考える世界の変え方です。
今日も皆さんありがとう。
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