食を大切に 1

食べることにさほど欲のなかった私が、世界を憂い、子孫繁栄を考える中で最短ルートとして力をいれたのが食事でした。生きることは殺すこと、つまり食べることでしか私たちは生きていけません。これなくしては始まらないと思ったのです。

私は都会に生まれました。当時は珍しい焼きたてパン屋が隣にありました。家族経営のお店で製造場所もガラス張り、よく覗いていたことを思い出します。

給食もその店のパンで、高価で添加物のない安全なパンで育ててもらったことに感謝しています。ですから米よりパンが好きになりました。

そのせいか大手スーパーに並ぶ袋入りのパンは食べたいと思わず、結婚して他の地域へ移り住むたびに、少しでも美味しいパンを探して電車に乗ってでも買いに行ったものです。

今の村へ来る前の約20年は、百貨店や輸入食品、高級自然食品店が、徒歩圏内に揃っていて、選択の方法ひとつで良い素材が手に入る環境でした。

 

家族の身体を造るのは私の食事です。なので責任は(外食や隠れ喰いをしない限り)間違いなく私にあると思っているので、バランスの良い手作りの食を提供するよう努めました。電子レンジがよくないときけば使用せず、冬などは蒸し器であたためれば問題ありません。炊飯ジャーが直火炊きを銘打って売り出すのなら、直火で炊けばよいとシンプルに考えます。米好きな家族のためにお米は土鍋で炊いています。

幼少期から『ニンゲンの作ったモノに殺されたくない』と考えていた私は、加工品を信用していませんでした。

新鮮さに欠けることや、栄養価が落ちるであろうと安易に推測できたことも理由の一つです。

命の時間の無駄遣いが大嫌いなので、食べ物を買うために働く時間や食べる作業に費やす時間を、栄養のないものや身体を蝕むかもしれない加工品、不味いものなどを摂取して使っては意味がないのです。

働き手が自分であったとしても家族であったとしても、誰かの命の時間を無駄にすることや、死んだ牛や豚や鶏の命を無駄にすることに繋がることはなるべくしたくありません。

生物は他の命を殺しながら生きていくもの、つまり食べることから逃れられないので、なるたけ地球のがん細胞のようなニンゲンにならないように、ささやかな努力をしてきたように思います。

それをベースに、バランスを考え、手作りする生活を30年以上続けて、やっと見えてきたことがあります。

欲するものはその人の身体に不足しているものなのだということ。(勉強は必要ありません。個別対応です)

身体に起こる不具合は身体にいれたもので起こっていると考えてみること。(空気や化学物質、電磁波等の別の要因も考慮しますが)

年齢と共に誰もが死に向かい、少しずつ劣化が起こって当然で、抵抗は不自然であること。

しかしそれは、定期的な食事の見直しをすることで、他人に依存した生活(病院など)はある程度防ぐこともでき、自立した人生を送れるのではないかということ。

私たちはロボットではないため精神的な内分泌ホルモン等も、食事からできており、鬱などは当然食事を見直すべきだと思います。

このような考えで日々修正を重ねながら継続していると「私と家族の自然治癒シリーズ」に記したように、次々と家族の不調を改善するに至りました。

そもそも狩猟採集を続けている先住民を子供の頃から尊敬していたので、バランスの取れた多品目の食事など、実はとても不自然だということも自覚しています。

衰退しきった現代のニンゲン社会で、もはや先住民に戻れる人がいるとも思えませんが、出来ることといえば、なるたけ食べ過ぎず(殺し過ぎず)背景も考えながら、そろそろ訪れるであろう食糧危機に備えて、賢い選択や判断と子孫を守る智慧を養い、徹底的に自己完結できる生活に向かうことくらいでしょうか。

 

 

どんなにビルの中で稼いでも、子どもにまともな食を用意できない家庭も増えているでしょう。日々殺戮される動物や、欲のために廃棄される生物の命のつけが、ある日突然バブル崩壊のように誰の目にもみて明らかになる形で訪れるような気がしてなりません。

脳も腸も食が基盤です。先祖代々、選択してきた食と環境の結果が自分を創造したはずです。

愛を持って、子孫を守っていくことが大切ですね。

動は無駄な争いはしないと言います。縄張りに入ると殺されることもあります。

食べものは自分で狩猟採集すること。これができたら最強です。

 

ビルの中でいくら縄張りを誇示していても、いずれシステムは変容します。

変化しないものは滅びる、これが生命の基本なのかもしれません。

ウイルスを怖がる時間があるなら、まず生物として当たり前のことをやってみる。

生命力が試される時代に突入しましたね。

 

 

今日も皆さんありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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