負けず嫌い・・・・自分でそう自分を表現する人がいますね。
言葉の定義って難しいと思います。
個人によって、自分の設定したハードルの高さは違っていて、家族の中で一番になりたいとか、校内だけの一番であるとか、知人友人の中での一番なのか・・・・
ではそこを越えれば「勝った」ことになるのか……
「闘うこと」が好きではない人がいます。どんなに誰かが闘いを挑んだとしても、永遠に戦わない人ってこの世にはいると思うのです。
例えば、闘う気のない人に、誰かが一人で腹を立てている場面が繰り広げられるとします。
それは、じっと坐っている人に、飛び蹴りしたり殴ったりをいつまでもやっているようなものなのですよね。
多分、本当に負けず嫌いな人は他者とは戦いません。そもそも他者に勝つことを目的としていません。
誰かの一挙手一投足を気にしている時点で、その人は既に誰かに負けています。戦う前から勝負は決まっているんです。
何をもって勝ちというのかは分かりませんが多分人格者と呼ばれるような人は、生まれてから死ぬまで己と闘っているのだと思います。
ホモ・サピエンスに生まれついたゆえの「虚栄」や「強欲」「怠惰」「虚構」
これに打ち勝つことが出来れば、何にも負けないのではないかと思うくらいですね。
今後は誰かと闘って個人の力を誇示するような時代ではなく、平和的な解決法を模索する、仲間同士の相互扶助を強めていくことで「勝てる」時代なのではないかと思います。
闘うものはすでに負けている
無駄な競争はやめたいものです。
万物に幸あれ
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