何人か存在する集団の中で、TOPに躍り出るのは決して偶然などではなく、運が良いとかでもなくただ、その個人の潜在意識に在る想いが誰よりも強いからだと思われる。
たとえば中高生の頃、家庭訪問で学年首位やクラス首位の子は、担任の先生に委員長や会長をやってくれと頼まれる。
出来ることとやりたいことは必ずしも一致しない。
毎年断る子もいる。
そうすると『やりたい』思いが強力な子が立候補することになる。
上手くいけば当選する。
大人の社会も同じ。
ニーズに応えることが仕事だとは思うが、事情によりお断りせざるを得ないこともある。
そうすると中学生のころと同じで『やりたい』想いが強い人が手を挙げる。
他者が求め、求められた側が引き受けて、ニーズと合致すれば仕事はたいてい上手くいく。
人の第六感はバカには出来ない。
第三者の視るところは案外正しかったりするので、自己過小評価をしている人は『おだて』ではない数のニーズを素直に受け入れることが上手くいく秘訣かと思う。
自己過大評価をしている人は、他者ではなく、自分のことを自分で高く評価している。
幸せな思考だけど、しゃしゃり出た仕事で周囲を満足させることは容易ではないと覚悟しておいた方がいい。
優しい人々が何も言わずに支えてくれて、やっと成り立つのかもしれない。
幼稚園児から高齢者まで似たりよったり、ニンゲンはパターン化されていて、本当のヒーローは下町にいたりする。
能ある鷹は爪を隠していないけれど、自分しか見ていない人にはいつも見えないものだ。
個々の想いがどのくらい強いのかは誰にも計り知れないけど、集団においてもたった二人の関係性においても、当然想いが強い方に弱い方がなびく。
算数の足し算引き算と同じくらい単純なもの。
それを衝き動かす水面下にある源が、なんであるかは別として。
さて、YESMANのようにニーズに応えて生きてみれば、面白いかもしれない。
だけど『やりたい』欲求が渦巻いていて、その欲を棄てられる人があまりいないこともいつものパターン。
人間という種においては複雑怪奇で、何事も厄介な問題にするのが好きだ。
なので美しき動物たちへ
今確かに一緒に生きていることにありがとうを伝えたい。
今日もありがとう
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