綺麗に言葉を紡いでも事あるごとに嘘は露呈して、歯列矯正のように、針金を外せば元の木阿弥。
嘘つきを応援するニンゲンはいない。
いるとしたら同じ詐欺仲間だけだ。
かつて20歳の男が言った。
「人間関係の問題は、何かが起きたからそうなるのではなく、もとからそこに在ったもの。」
と。
だから私のせいで誰かが親に勘当されたり、罵倒されたりしないと。
その二人が信頼し合っていなかっただけ、もしくは片方が相手を信頼していないから関係性がこじれるということ。
親子の場合、親が子を信用していない。
だから
「あなたは騙されている!!」
となる。私のところに相談に来る男子の母親の殆どがこう言った。
私なら我が子に
「お前はバカか?」
と言葉を放つ。
相手の責任ではなく、本人の知能の問題。
同時に、育て方に不味い部分があったのかとすぐさま修正が必要になり、場合によっては子に謝る羽目になる。
彼自身も同じように親に言われていたはず。
でも彼のその言葉は、その後の私を救った。
責任転嫁ばかりされるので、自分が悪いのではないかとずっと考えてきた人生だったから。
(事実は小説より奇なり 3)
そして彼のおかげで私もこう言えるようになった。
責任転嫁とは、自分の心のバランスをとるためだけに、決して報復しないとわかっている目の前の善人に責任を故意に擦り付ける行為
(MAHIRO思考より)
もし目の前にいる人がとても強面をしていて、お付きの人がたくさんいるような男性だったとする。
なら、果たしてあなたは責任転嫁をするだろうか。
本当に相手に責任があったとしても、平身低頭、逆に自分が受けたりする人もいるのではないか。
誰かとの関係性が良くないとしたら、それは過去の自分の行いから来ている。
もしどちらもそれに気づかず、互いに責任を擦り付け合うなら、それはそれで不幸(笑)
だけど、しっかりとその関係性をわかっていて共生している時間もあると思う。
針金を外した並びが実力。
生涯を通して自ら矯正し続ける人もいるが、潔く実力を認めて生きる方が美しいと私は思う主義。
所詮、ニンゲンは生物の一種なのだから。
他生物より優れているわけでも何でもない。
ブレる人は、愛が不足しているから。
経験が不足しているから。
自分しか視ていないから。
だから恐怖で染まっていく。
執着するものは海の底に沈んでいく
今日も皆さんありがとう。
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