仕事であるとか、経済的なことは誰しも確認することも容易です。
でも、自分の人間的な成長を自覚するのは簡単ではありません。
子どもの頃のように体が大きくなったりテストの点数などで目で見て確認できないので、人の成長を羨んでは、自己嫌悪に陥る人も少なくありません。
誰にでもできるとても簡単な確認の方法があります。
●過去と比べる
当たり前のことなのですが、過去と比べてみてください。
たとえば
日記帳
私は過去に縛られるのが好きではないので定期的に処分してしまうのですが、もしも日記帳をつけている人がいるなら日記はとても確認しやすいアイテムだと思います。
実は先日、過去の手帳が出てきたのですが、そのときにメモしていることから、当時考えていたことが現在より浅薄だったと気づきました。つまりは、進化したのかなと。
現代では日記帳のかわりに、SNS の投稿で確認するのもいいと思います。
本
本棚にお気に入りだった本が並んでいると思うのです。それを手にとってざっと読み返してみると、感じ方が変わっていることってありますよね?
それは、自分が変わったからです。
人の言葉と同様、本の言葉も自分の価値観が成長すると捉え方が変わります。
「あー、このときは腑に落ちなかったけどこういうことだったんのか」と、数年後に感じることもあります。
また、かつての自分の浅はかさに恥ずかしくなるような内容の本を手に取るかもしれません。
私たちは本を持てる贅沢な環境にいます。
ぜひ、ご自身の本を読み返してみてください。
そうすれば本も蘇ることができますし、自分の成長も確認できます。
また、不要になった本の整理にも役立ちます。
人間関係
自分の周りを取り巻く人間関係は、この数年でどう変わりましたか?
どんな人と新しく付き合い始めましたか?
家族との関係は深みを増してますか?
それらが自分の満足できる方向に動いているとしたなら、いい方向に成長しているでしょう。
他人は自分の鏡と言います。
自分が変わると取り巻く人間関係も変わります。
何がよくて何がわるいというわけではありませんが、指標は、その人々といて自分が心地よいかということです。
安堵する人とは価値観が合っているのでしょう。
●まとめ
こういうことは自分で確認することも大切ですね。
成長なんて他人と比べることではなく、自分との闘いみたいなものですから。
成長欲は、人間には切ってもきれないようですね。
進化することはワクワクすることでもあり、本能的なものなのかもしれません。
定期的に過去の自分の常識を疑って、いったん潰して一からつきつめていく作業をしてみると視野がぐっと広がります。
変化は進化
今日も皆さんありがとう。
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