信頼のおける人とそうでない人。
これは、人間関係において、運命を大きく変えるほど重要なことかもしれません。
ですが、信頼は形を整えて覚えるような、スキル習得として得られるものではなく、もっと単純な自然の摂理のようなものだと思います。
正直さ
当たり前ですが、嘘をつく人を信頼する人はいません。ですから、詐欺師、綺麗事を言う人、失敗を隠す人、不倫する人なども信頼されにくいでしょう。
いいも悪いも正直な人。
これは国籍、年齢、肩書に関係なく誰から見ても同じでしょう。
一貫性
人に何かを云われてブレる人を信頼することはありません。つまり、自分の考えがないと言うことになるので、いつだって相手を裏切る可能性を孕んでいます。
一貫性のある人が変化してはいけないということではなく、変化するその過程もその人の美学みたいなものに基づいていて、他者から見ても、その美学を感じ取ることができるようなものに見える気がします。
この一貫性というのは、生き様のようなものだと思います。
自信
自分を信じている人は、自信を醸し出しているように感じます。知識で武装している人は、逆に自信がない可能性もあります。
また、自分を信じていない人は、決まって他人の動向に一喜一憂しています。
自分で自分さえ信じない人を、他人が信頼できるわけはないでしょう。
形にこだわらない
自分自身で判断ができない人は、どうしても形で判断する傾向にあるようです。
周囲の動きを見て決めることもそうです。なぜそれがよいのか、答えに導く道筋を話せません。
自分で判断できる人は、その答えを導いた道筋をしっかりと説明できます。必ずしも形に拘る必要がなく、例外的な判断も臨機応変にできてしまいます。
分かりやすく言うなら外側と中身のどちらを見ているかという事です。
自分の考えをきちんと起承転結で伝えられ相手を納得させる力が信頼に繋がっていくはずです。
責任感
責任感は第三者がいて成り立つものだと思います。
もしも無人島に自分一人がいたら、責任感を発揮する場面はないでしょう。
ですから責任感の強い人は、他者に対する愛がある人だと思われます。
人を愛せる人は信頼されているように思います。
利己的
これは広い意味での利己的です。動物は他者のために生きたりしません。
自分の命のためにきちんと生きている人は信頼されているように思います。
自分を大切にする人でないと、他者をどう大切にすればよいかもわからないし、自分を守れる人でないと他者の守り方もわからないのです。
まずは、自分ありきですね。
そういう意味の『利己的』です。
自分だけ助かるために他者を蔑ろにしたり責任転嫁するのとは全く異なります。
スキルを身につけるのも一つの方法ですが、それより前に人に信頼される自分にならないと、営業はじめ人間関係の構築もうまくいかないと思うのです。
まずは、正直になってみることから始めるといいかもしれません。
今日も皆さんありがとう。
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