子供の頃から無駄遣いが好きではありません。
お金だけでなく、ウインドウショッピングなどをして「ブラブラ」することも好きではありません。
ですから学生時代も女の子と買い物に行くことが楽しくなくて、歩き回って結局何も買わないと言われると、私の時間はなんだったの?
となり、買い物はもっぱら独りで行くことにしていました。
基本的に必要がないときに買い物には行きません。買い物依存症とは生涯無縁だと思います。
いつも自分の頭の中で優先順位を明確にしてありますが、多分このような性質からきているのだと思います。
人生の失敗さえ無駄にしたくないのです。
二度と顔も見たくないと思うほどのニンゲンに対しても、必ずその出会いをその後の人生で有効活用します。
その人とは永久に会うことが無くても「出会ってよかった、ありがとう!」と思えるのです。
自分にとって良いことも良くないことも全て糧にしたいのです。
たくさんの生物を殺して血肉にしているので、無駄があるとその命に申し訳ないと思ってしまいます。
経験として有効に活用すれば、出会ったゴキブリすら無駄にはならないと思うのですよね。
ただ、地球の生物でニンゲンだけが信じているお話もたくさんあり、そういうものはあっさり捨てたりします。
ニンゲンだけが捉われている形式や、日本人だけが信じている価値観などでしょうか。
保身のために虚構を語る暇があるなら、正直に話して「気に食わない人は消えてください」というスタンスで付き合う方が、自分も相手の命の時間にも無駄がありません。ですから嘘をついて相手の時間を無駄にする人が好きではありません。
善悪や優劣を決められるニンゲンはこの世にはいないので、正直に話しても誰かがジャッジすることはできません。
実際は好きか嫌いかという感情だけの判断です。
良さそうなことをしていても嘘をつく人は他者の時間を無駄にします。わざわざ嘘や綺麗事を命の時間を使って聞かされるのですからね。
相手にとても失礼な行いです。
利己的に視えても、その点では正直な人は愛があると思われます。正直に伝えて嫌われたら仕方がない、単にそれだけのことですね。
だってそれが自分なのですから。
人生で出会ったすべてのモノを無駄にしないと決めたら、過去を全肯定できるのです。
後悔する人は自分の人生を許していません。
ときにとても悲しいことや腹立たしいこともありますが、それはそれとして前に進みましょう。
たぶん誰も無駄な人生など送っていないと思うのです。
もしその失敗がなければ、気づかずにいた馬鹿な自分がいま此処にいたでしょう。
ひとつ賢くなっているのでしょうね。
かくいう私もそうですが、どうも失敗は死ぬまで続きそうな気配です。
幼少期に感じたとおり、ホモ・サピエンスはやはり相当バカな生物だったのだと思います。
今日も皆さんありがとう。
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