愛をとめてはいけないのは何故か

愛している人に、どれだけ行動で示しても、言葉で伝えても、全く伝わらないことがあります。

そんなとき、その愛のエネルギーはどこに行くのでしょうか?

相手のことを心底思って全身全霊をかけたとしても、本人はそのエネルギーを受け取らないことがあります。

でもそんなときは、周囲の誰かにその愛が伝わっていたりして不思議です。

例えば、会社などの組織で部下のために奔走しても部下が忍耐力がなくて仕事をやめたとします。

愛は伝わらなかった・・・・ように見えますが、循環しています。

それを見ていた周囲の誰かに、奔走していた上司の愛は受け取られます。

その誰かは、自分が助けてもらわなくても上司を信頼するかもしれません。

進んで上司と仕事をしてくれるかもしれません。

愛を放てば、こうして愛が還ってきます。

 

愛だけではありません。

 

たとえば、父親が母親を殴っていたとします。

いくら子どもを可愛がっても、子どもはそれを見ています。

いずれ子どもは父親を信頼しなくなるでしょう。

孤独に苦しんで死ぬ最期が訪れるかもしれません。

悪意を放てば何らかの形でが自分に還ってきます。

これも循環です。

 

たとえば嘘をつきます。

人をだます行為ですね。

本人は『騙している」と自覚しています。

その悪意は無意識で他者に伝わります。

「あの人綺麗事ばかりよね」

行動が言動と合っていないことを、なぜか人は簡単に見抜きます。

他者からの信頼は薄く、孤立していくでしょう。

人付き合いという『形態』ではなく、『心の孤立』という形で本人に還っていることもあります。

だから伝わらなくても愛を止めないでください。

誰かが何処かで見ています。

 

そして、人間だけでなく地球を愛することも止めないでください。

きっと皆がそうすれば、平和な世界はすぐに訪れるのでしょう。

 

 

今日もみなさんありがとう。

 

※画像はhttps://images.nasa.gov/details-a-sky-view-of-earth-from-suomi-npp

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