スキル修得、物事の考え方、インターネット上の情報などにおいて、コピー&ペーストの時代は日本でも終わりに向かっているように感じている。
恐怖を煽って顧客をつくるビジネスや、消費者心理を読んで売る営業。
いまや、SNSやBlogにおいて誰もがライターになれるが
その情報さえも、虚栄によるコピー&ペーストの記事なのかその人の持つものなのかを簡単に判読できる時代となった。
読み書きそろばんなどの習得とちがい、体得はその人の生まれてから今までの背景すべてから生み出されたもので、暖簾分けは基本的にできない。
となると○○式などというブランドを使って第三者になにかを教える人に大金を落とすなど馬鹿らしく、そのスピーカーよりも本家本元その考えを説いた人に直接会いにいった方が価値がある。
出所の張本人がもしも亡くなっていたなら、彼の著した本を読む方がいい。
机上の空論状態でスキルとして習得したとしても、それが確かがどうか確認するにはとてもとても長い時間を要する。
コピー&ペーストでは一朝一夕に他者に語れないことがある。
虚栄心によるコピペ発言は滑稽すぎることを自覚したほうがいい。
これだけ情報が溢れ誰もが情報に到達するスピードが早くなるなかで、人々は確かなものだけに価値を見いだすのではないかと思う。
それらの記事を鵜呑みにし確認しないで話題としてしまったなら、テレビのワイドショーで芸能ネタをまるまる信じて話題にすることと同義になるだろう。
心理を読んで消費者を動かしていることを誰もが既に知っている。
心理学でさえ、素人が記事を読めば自分が洗脳されていることに気づくこともできる時代だ。
賢明な者は、それを承知していて、自分しか見ない虚栄の塊は、発信の意図さえも大衆に見抜かれていくだろう。
信用できるのは、リアルな人間性。行動がすべて。過去の軌跡が証拠。
嘘や計算が簡単に見破られ私生活もすぐに暴露される昨今、信頼されるのはいいも悪いも正直に生きる人々になるのではないか。
インターネットのおかげでやっと正直者はバカを見ない時代が来たと感じている。
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