弱肉強食の世界であるこの世の中で、生物の使命である生き残ることを考えると、たとえ世界が人間絶滅に向かっていたとしても、最後の最期まで足掻くのもまた、動物としての在り方なのかもしれません。
だから生きる力は重要だと思います。
では、生きる力って何でしょう?
生きる力
文部科学省の教育指導要領で、生きる力について書かれているPDFを見つけました。
以下、抜粋(平成23年度簡易版リーフレットより)
学習指導要領の理念は「生きる力」
それは、知·徳·体のバランスがとれた力のことです。
知とは?
確かな学力
ー基礎·基本を確実に身に付け、自らそれを課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力
とある。とても理想的な学びの力だと思います。学びの自立とでも言うべきでしょうか。
徳とは?
豊かな人間性
ー自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など
とても素晴らしい。つまり自律ですね。
体とは?
健康·体力
ーたくましく生きるための健康や体力
だそうです。
以前道徳教育の指導要領も読んだことがあります。
ゆとり教育の考え方についても読んだことがあります。
書いてあることは、本当に素晴らしい。
ただ、学校だけではそういうものを育むことは難しいし、関与する人の価値観によっても、親の在り方によっても変動するものだと思います。
生きる力
私自身は、幼少期に生きることについて色々考えました。病気ばかりしていて、体育も見学しなくちゃいけなくて、たくさん食べることも走ることも出来ないし、何より10代で死ぬかもしれないと医者に云われていたことも要因の一つだと思います。
だから小学生時に、「どんな風になれば生き抜けるか」と考えに考えました。
1、独りで生き抜くこと
無人島で独りで投げ出されたら……というのを基準にします。
もしくは、核でやられてシェルターから上がってきたときに、焼け野原になったところに独りで佇む自分・・・・・
というイメージで。
2、何が必要か?
自分で出来ることはなるべく自分でする。
強い身体。
知恵。
鋭い五感。
真実を見抜く目。
判断するための第六感。
など地球から与えられた本能を退化させないようにしようと努力しました。
3、デメリット
人と価値基準が違いすぎて話が合わない。
リスク管理の方向性が他者とはまったく違うのでバランスをとることが難しく、結果、自己鍛練のような生活になっています。
ただ、群れることに価値を置いていないため、振り返れば非常に愉しい人生でした。
まだまだ修行中です。
これは単なる価値基準なので、時に本当に無人島に生きたいと思うこともありますが実際に行くということではありません。
人生の目標を小学生の時に決めたからなのか、逆境のたびにそれが支えとなり、精神力は強くなったような気がします。
そして、他者の意見より自分の体得を信じます。
高校生くらいで死ぬと言われたのに、まだ生きています。。
自信をつけるには、様々なことから逃げずに向かっていくことが必要で、その動物としての本能を楽しむことです。
今日も皆さんありがとう。
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