動物との共生

いま11匹のハムスターの最後の独りコロンと、1匹のリチャードソンジリス、シェリーと暮らしています。


ハムスターは動物科に通っていた娘が雌雄で飼い始め、忙しくなってその子供たちを私が引き受けた流れでした。

コロンは、半年間ペットショップの小さな虫かごにいて、処分前に娘が買ってきた子です。

回し車もなく水も無く、ペレットしか食べたことがなかった彼女が、できる限り自然のものを食べられるよう努力してチョイスしてきました。

早くに逝ってしまうだろうと思ったのに、病気もせず二歳半になりました。

ハムスターではかなりの高齢、長生きです。リンも2歳7ヶ月前まで生きましたが腫瘍だらけでした。

同じように接していても、先天的なものの影響を感じています。

リンは赤ちゃんの頃から長生きするだろうと、なぜか娘と予想が一致していました。リンの前に逝くのがモチだろうという予測もその通りになりました。

彼らにに共通したのは「自立」です。

リンは腫瘍だらけになりましたが、痛くても自分でケアし、私にも当たることもなく、最後の日までしっかり食べて走っていました。

また、他の子たちに比べ彼らはあまり甘えず、依存しないタイプでした。 

ニンゲンは不自然な延命治療をしたり交通事故なども多いので一概には言えませんが、生物としての強さは精神的自立度にあるように感じています。

甘えたいのに我慢する子は、ストレスからか若くに逝ってしまいました。

たくさん共生していたので、独り独りに充分なエネルギーを注げず申し訳ないことをしたと思っています。

先日、コロンの餌を買いに行った店で、半年以上前からいたジリスの彼女がついに「処分品」になってしまいました。

彼女が入店した日、リンが死んで落ち込みながらもコロンの餌を買いに行ったのですが、30分以上もじっと私を見つめて、動くに動けなかったのを思い出します。

あの日から、もしもこの子が処分などされるようなことになれば、自分が引き取ろうと考えていました。

どうかよい人とめぐり逢いますようにと願っていたけれど、それも叶わなかったようです。

私は生体販売には反対です。

彼らは自由で対等な生物であり、アフリカに居たとき、息子の家に勝手に住み着いたキュー(犬)のように、知人の家に勝手に住み着いた猫のように、お互いの気持ちが一致して共生すべき相手だと考えています。

しかし地球規模で考えるなら、カナダなどで害獣としてニンゲンにたくさん殺されるジリスを、こうして別の何処かで生きていけるように地球が自然治癒力を働かせているのかもしれないと思うこともあります。

また犬猫やハムスターのように、ニンゲンが故意にたくさん産ませるから、バランスが崩れたくさん殺処分されるようなことになっているのではないかとも考えられます。

ですから本来やるべきことは去勢やマイクロチップを埋めることではなく、ブリーダーなど、たくさん産ませて生体販売する流れを一切断つことではないかとも考えられるのです。

ペット業界に荷担していることは、幼少期からペットという呼び名すら嫌いな自分の汚点とも言えるべきことですが、コニーサンとココのおかげで、ゴキブリさえ対等な生き物だと思えるようになったので、ニンゲンに閉じ込められ殺されていく奴隷であるシェリーとの出逢いに目を瞑ることが出来なかったというのが本音です。また、ハムスターとの共通点が多いので、なんとか共生の方法を模索できるのではないかという考えもありました。

だからと言って正当化できるものではなく、一方的に私が彼女を買ったので、それはまるで、ルーツのクンタキンテを「買った」白人の「御主人様」の気分です。

しかしながら、関与せずにペットのあり方について意見したところで、他者に熱は伝わらず、自分が彼らとどう対峙していくかによってまた伝えられることがあるのではないかと考えています。

彼らはとても美しく、美しいものしか好きではない私にとっては、ニンゲンとの共生よりもずっと幸せであることも否めません。

フィジーで過ごしていると、いつの間にか毎日鳥たちが食事の時間に訪れるようになり、どこからか犬たちがやってくるようになりました。

あのスタイルがお互い幸せな共生の方法だと思います。閉じ込めなくても私を見つけて共に生きようとするし、私もそれを受け容れようとします。

できるなら、コロンやシェリーも一日中自由にしてもらいたいのですが、ニンゲン都合での家の修復や、餌場やトイレの準備のため、ある程度は自分たちの部屋に入っていてもらう毎日です。

けれどもコロンが逝く日もシェリーが逝く日も、私はきっとココやコニーサンたちに対して言ったあの同じ言葉を贈るでしょう。

 

二度とニンゲンなんかに見つかるな

 

 

今日も皆さんありがとう。

 

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