人間ごときに生命の神秘などわからない
という価値観を子供の頃から持っています。
それでも世界の博識の方々が何かを懸命に解明しようと努力されたものは多くあって、その中で生命を幸福に導くものには限りない敬意を表します。
ここに意識レベルを測るという興味深い分野に着目するすばらしい本があります。
ホーキンズ博士は、人間の意識レベルを測定しています。
7年前にある人から意識レベルの表を手渡され、内容に深く納得したものの、それ以降その方と会うこともなく、どの書物からの出典なのかもわからずにいました。
自分なりに内容分析をしていたのですが、詳しく知りたくて探していましたが、ある日その書物をやっと見つけたのです。
意外にもスピリチュアル系の思想本ではなく、科学的な本でした。
とても面白いのです!
国籍、年齢、肩書、地位など一切関係なく、中身を隠した袋を持たせるような実験をされています。正しい物が入った袋を持った全員から同様の結果を得られ、間違った物などが入った袋を持った人からは抵抗の反応が得られるそうなんです。その時の筋肉反応で測定しているようです。
博士の言う間違いとは自分にとっての間違いで、身体によくないものや自分に合わないものというイメージです。
ホーキンズ博士の理論から考えられることは、自分にとっての正しさを、実は筋肉は知っているということなのです。この場合の正しさとは本質のようなもので、人間の身体に入れてもいいものと不必要な物、真実を語る人とそうでない人を区別できるようです。
どおりで『綺麗事」を話す人を万人が信用しないわけですね(笑)自分にとって何のメリットもなくリスクでしかないと筋肉が察知してるんでしょうか。
直感というのはそれなのかもしれません。
食べ物においても、自分の身体に聞けば本来は不足している栄養素がわかるはずです。
何かを『食べたい』というメッセージは、個々によって異なるもののはずで今不足しているものである可能性が高いと私は考えています。
ある程度の年齢まで生きてみると経験するはずですが、年齢によって食の好みが変わるというものがわかりやすいでしょう。
あれは自分の身体が老化した証で、何かが不足して必要になった栄養素を欲しているだけなのではないでしょうか。
個人個人で腸内細菌も皮膚の常在菌も、大きく異なるのだから同じになるわけありません。
危惧するのは、ホーキンズ博士の言う『正しさを感知する力』を失ってしまうことです。
博士は、意識の高いレベルをパワーそうでないものをフォースとここでは呼んでいて、フォースは必ずパワーに負けるのだそうです。
具現化する事象も物も意識レベルから導き出されるので、その源の意識が重要だとか・・・・まあ、腑に落ちること満載です。
実はこの本の中で一番私が気に入った言葉は、人間のレベルのことではなくてこれでした。
有害なものは暴露することで無害化する
確かに嘘は嘘だと暴露された瞬間から『人を騙す』という目的は果たせなくなります。
今日も皆さんありがとう。
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