最近なぜだか、頭の中に浮かぶイメージが夜なのです。
次の場所でのイメージです。
それも闇という意味の夜ではなく、10代の頃にお気に入りのBARのカウンターで座っていたあの時の様な、暗い照明、シェーカー、ロックグラス、ピスタチオ……というイメージです。
誰かそこにいるのでしょうか?
高校生の頃、自分の家にはカウンターバーを作ってJAZZをBGMにして、誰かと静かにお酒を吞みたいと思っていました。
卒業文集にもそう書いてあります。
でも、残念ながらそんな空間を共にできる人とはご縁が無く……
いまや、畑で採れた野菜で、マクロビの様な食事を作って食べている土臭い夕食です(笑)
皆さんは、何処か特定の場所を思い浮かべる時、イメージする時間帯ってないでしょうか。
誰そ彼時……のような。
FIJIは夕方から夜です。
誰かと並んで観る沈みゆく夕陽は幻想的です。
それが二度と逢わない相手でも。
ミルキーウェイって本当にあったんだ、星ってこんなにあるんだって、毎晩空ばかり見上げていました。
先日、天体望遠鏡で土星を観ました。
「本当は此処にミルキーウェイが……」
と教えて下さる人がいたのですが、申し訳ありません。
ずっとFIJIを思い浮かべていました。
FIJIは小学生時に『無人島で独り生き抜くこと』を人生の目標に掲げた際に、イメージしていた土地です。
中学時代には雑誌からFIJIの写真を切り抜いたりしていました。
初めて行った海外の国がFIJIであり、今も私の心の故郷です。
TANZANIAは朝。
HABARI ZA ASUBUHI!!
折角地球に生きているのだから行ってみたいと子どもの頃から思っていた場所の一つがアフリカでした。
尊敬すべき先住民のイメージは、マンモスを食べていたあのアニメですから(笑)
キリマンジャロの朝焼けは壮大です。
地球の営みを感じることができます。
この田舎でも、早朝に土の匂いや冷たい空気を感じると、瞬時にアフリカを想い起こさせます。
以前のマンションにいた頃は、自宅のイメージは昼でした。
5部屋のうちの4部屋に太陽光が入る家だったからかもしれません。
今も思い出すのは明るい太陽のイメージ。
ベランダで数百輪も咲き誇るオールドローズ。
バラにとっては幸せな環境でした。
そしてこの村は、明るい日中の風景です。
美しい景色を観るために全国各地から人々が訪れる場所だけあって、シェリーと一緒に毎日眺めた山や、買い物から帰宅する時の田園風景、川からの水汲みをした畑仕事、風と野鳥と稲穂は良い思い出となりそうです。
高校生の時に遠足で初めて訪れた時から住んでみたかった村でした。
次の場所は、ちょっと違います。
夜ばかりイメージされます。
『何か』があるのです。
大事な何か。
自分でもよく分からないのですが、静寂の中に在るゆったりとした至福の時……みたいなものでしょうか。
ちょっとワクワクしています。
シェーカー買おうかな。
今日も皆さんありがとう。
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