今日の朝ごはんは
自家焙煎珈琲のラテ
(ルカ二村のキリマンジャロ)
デーツと無花果ナッツの自家製酵母パン
うちのトマト
うちのルッコラ
うちの胡瓜
うちの大葉
自家製ドレッシング
ルビーグレープフルーツ
パイン
プリンスメロン
無花果
昨日は、書庫から一冊の本を取り出して読み直していました。大阪にいる頃より数倍忙しくなったのに、毎月本を買い漁っていた時期があり、緊急性の高い分子生物学などの本から読んでいったために取り残されたものです。
研究者やジャーナリストの本を買うことが大半で、他人の作り話~つまり小説は読んでも面白みを感じられなくて(笑)やっぱり本も著者の体験談(研究結果も広義ではそう)が好きなのですよね。
その中でも昨日読んでいた分厚い本は「成長の限界」や「雑食動物のジレンマ」に見られるような、お花畑思考の人間を奈落の底に突き落とす内容(笑)
万人に直結する食についてのグローバルな考察です。でも知識ある人なら誰しも納得する至極当たり前の内容でした。ただ、未だ気付かずにその業界に「就活」で入っていく大卒もいるし「新規」で右に倣えの設備投資をする人々も多いのが現状です。
こういった勉強や検証は学校では一切やらないので独学が基本なのですが、運よく賢明な教授の元で教科書とは関係のない話を訊けた大学生や、海外留学などで得た自国とは異なる知識などがないと気づくことが困難なのかもしれません。
特に食料自給率が低い国の民はしっかり考えないと、いずれ、それも近い将来自分に大きく跳ね返ってくるように思います。
昔、環境学をやっていた時期からすでに分かっていたことなのですが、あの頃より現代の方がずっとずっと酷くなりました。誰かが努力はしてくれたであろうということは考えられるのですが、こういった近い未来へのリスク管理として提唱される内容に大抵の人は興味をもちません。
「誰かが何とかしてくれる」
はお花畑。
「動物は自分のためにしか生きない」
それが地球の鉄則でしょう。
結果、権利だけ主張してそこから脱しようとしない人々に向けられるのは、お花畑ではなく真逆の世界なのです。
起こることは必然
先延ばしにした結果、問題は肥大化して安全なものを食べることにさえ日々エネルギーを割かなくてはいけなくなっています。
自分に与えられた時間と殺して喰った生命エネルギーを何に使うのかの時間配分を「思い込み」ではなく「現実直視」によって決めていかないと、この世界に子を産み落とした責任は行使できないのではないでしょうか。
かなり前からある米の森の共同体や、独女性の金銭授受の伴わない施設運営、もとより先住民族の賢い自然との共生方法などいざとなれば即座に対処できることを他人任せではなく「自分で」考えておくことが重要な時期に入っているように感じます。
出したエネルギーは自分に還りますから仕方ないですけどね。
世界の真のヒールは私たち大衆なのだという言葉で締めくくられているのが印象的でした。
地球に愛を
万物に感謝
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