ピティが大好きだった川原寺。
小さい頃は毎日ここで走り回ってました。
先ほど、逝ってしまいました。
朝の給餌の時、なんかオーラがおかしくて。
哀しそうに私をじっと見つめていて。
立ったまま全く動かず、とりあえず先に他の子の給餌掃除を済ませ、抱っこしたらなんだか冷たい。
(普段は抱っこなんてさせてくれない)
すぐアーシングのために畑に連れて行きました。
昨日の晩からあまり餌を食べてない様子で、5時頃にみたのは同居人だったので私が気づいたのは8時を過ぎてから。
水も飲んでなくて、飲ませても飲まなくて。
でも畑で立っていると声も少し出て、蝶がたくさんとんでいるのを不思議そうに眺め、陽の光を浴びて気持ちよさそうにして。
でもやっぱりいつもと違う。
立ってるのが辛そう。
畑の端にいるとしばらくして私の傍に寄ってきました。
抱っこしてほしいんだなって思ったので膝の上に乗せると、横になって眠りはじめ……
「ミルキーやグレイタンと同じやん」
普段は自由にさせていてあまり抱っこもしたがらないピティさん。
赤ん坊の頃脚が立たなくなり、リハビリして歌をうたって毎日日光浴させてなんとか他の子たちと同様に走れるくらいにはした子です。
他の飼い主さんのところは脚が立たなくなると皆早々と逝ってしまいますが病気もなく元気にここまで大きくなりました。
小さい頃、娘と散歩に行ってた明日香の川原寺。
走り回って喜んで、今もそれを覚えていて娘のことが大好きで。
でも……
おかしいやん。いつも「触らせて」って言ってもすぐに自分の家に帰ってしまう癖に、なんで私の膝の上で眠るのよ~
なぜなんでしょうね。
朝、会った瞬間にわかる。
だから、ピティと会話できる間はたくさん有難うを言って、先に待っててねと伝え、二度と人間なんかにみつかるなとも。
皆の部屋に連れて行こうかと思ったけど、陽の光の中で土の上で逝く方がいいだろうと、二時間膝の上で抱っこして撫でてました。
静かに眠り始めて、どんどん息が小さくなっていく中でも何度か目覚めて話をして。
でもやっぱり最期はコニーサン達と同じ。
土の上に置いてあげて、その後綺麗に整えて、皆にサヨナラさせました。
いまケージの中で美しく眠ってます。
同居人が帰宅したら、手伝ってもらって、ピティは私の中で昇天させることにします。
ちょうど3歳半。
脚が悪い子は心臓に負担がかかるそうなので、あまり動かなかったことも起因しているのかもしれません。
でも、普段は絶対にしないのに、最期に脚にすり寄ってきたことで、気持ちは通じてたんだなと。
地球や万物に酷い事しかしないこんなサピエンスなのに、信じてくれてありがとう。
出会ってよかった。
愛すべきピティさん
BYE FOR NOW
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