山の暮らしは始まったばかりで、とにかく寒さに驚きの毎日です。
あんなに寒いところがキライだったのに、まあ、一応覚悟して参りました(笑)
ここの畑では何も育ってなくて、まだ以前の畑を借りたまま。
週に何度か通っています。
独り車で遠出して、ゆっくり温泉に浸かって、帰り道に畑に寄りました。
すると
「よお!!来てるのか」
と背後から声が。
父と同い年の隣人は一時期畑仕事も出来なくなって心配していたのですが、復活。
もう春の植え付けのための準備をしているそうです。
昨年は出来が良くなかったけど今年は豊作の隣人のレモン。
レモンは食べないそうで、沢山いただきました。
有機農業仲間とも会えて、色々話して、わざわざ家から蜜柑や冬瓜を持ってきてくれました。
うちの野菜はもう殆どなくて、いつもリンジーたちの餌をメインに持ち帰ってくるので、こうして隣人さんたちから頂く恵みはとても有難いものです。
そういう時、実は心の中でいつも同じことを言ってます。
「なぜだろう?なぜ私にくれるんだろう?」
当たり前じゃないからこそなんでも感動するし、出会いも奇跡的に思えます。
心の声は繰り返します。
「この人がずっと幸せでいられますように」
誰かに優しくされるたびに不思議でならない自分がいます。
もしかしたら、相手に心の声が聞こえているのでしょうか?
時に意思疎通がうまくいかない時もあり、腹の立つこともあるかもしれません。
でも、誰かと笑って話をしているとそれだけで平和で幸せで、豊かな気分になるのです。
直接会って魂と魂で呼び合うことはとても大切なんだなって。
そんなこんなでいただいた冬瓜で煮物を作り、リンジーやアンディ達を寝かせるため最後の給餌掃除をしていると、外から声が。
玄関を開けると、隣人さんでした。
ジビエを持ってきてくれたのです。
山の民にとってジビエはご馳走ですね。
こんなにたくさん・・・・・・・
「なぜ私にくれるのだろう???なぜなんだろう?」
今日はたくさんの人からたくさんの命の恵みをいただきました。
その出会いの奇跡に感謝するとともに、命を無駄にせずに血肉とし、自分に何が出来るのかを熟考しなくてはなりません。
だからこそ、出会った人には皆幸せでいてほしいとしか思えなくなるのです。
愛とは深く冷たいものである故、相手によっては物凄く冷酷に感じる場合もあると思うけれど、それは私なりの個別対応(笑)
扉は常に開け放つ主義で、入りたい人は入り出て行きたい人は出て行くのがコントロールしない相手への敬意。
でもわざわざ私の扉の中に入って来てくれる人には驚きと感動です。
だからその出会いは絶対に幸せなものにしましょう。
今日も皆さんありがとう。
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