食を大切に 4

手間暇かけて毎日の食事や保存食を作る時代は、誰かがそれに従事しないと家族は生きていけなかったでしょう。家族が多ければなおさらです。

電気ガス水道のない村で、洗濯ひとつとっても手洗いをしているママエスタなどは、日本の主婦とはくらべものにもならないくらいの主婦の中の主婦なのです。

機械を使わずに有機農業をしながら、家畜も飼い、食べ物は大半を自分たちで栽培しています。鶏を屠るのもママの仕事。

だから共に食卓を囲むとわかるのです。

とても大切に食べ物を扱っていることが。

食事の前後には、かならずお祈りをします。

手洗いに関しても、水道がないため一度沸かして冷ましたぬるま湯をママが桶とボトルを持って一人ひとりの手にかけてくれます。衛生管理はきちんとしています。

チャパティは、飼っている鶏の貴重な卵で作られたもの。それに有機で育てたビタミンCたっぷりのハーブティーを添えてくれます。

現在、私自身も小さな畑で農薬や化成肥料を使わずに野菜や果物を育てており、草抜きをしながらキマンボとママエスタのことを思い出します。

村人は、病気になるとキマンボに自然治癒の方法を訊ねに来ると聴いています。現金収入が殆ど無い彼ら家族。でも彼らは誇り高く自然と対峙し、生きているように見えました。

シェリーが毎日、少量のシード類を大切に寝床に持ち帰り、一つ一つ殻を剥いて丁寧に食べる姿をみて思うのです。

彼らは、命の重みを本能でわかっているのだと。

多く与えても、彼らが必要以上には食べないことは、コニーサン達ハムスター11匹との生活でよくわかりました。

食べ放題や食品ロス、ダイエットなどという言葉自体、この世の中に必要のないものなのだと思います。

電波にさらされコンクリートの中にいる人間は、感覚器がおかしくなってしまったのかもしれません。

生きることは殺すこと。

私たちもできる限り丁寧に食べる行為を考えていきたいと思います。

命をいただくその行為に、その人の真意が見てとれます。

殺した命を無駄にしないためには、自分がどう生きるかのみに徹していればよいのではないでしょうか。

殺された様々な生命に懺悔し、自分の命に変えさせてもらいます。

 

今日も万物にありがとう。

 

 

 

 

 

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